祭夜絵巻
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歌詞(問題文)
(あかきひがかたむいてゆくころあいに)
紅き陽が傾いてゆく頃合いに
(かぜにのるふえのねにうきあしだつおもい)
風に乗る笛の音に浮き足立つ思い
(こよいはまつりのよるうきよをわすれて)
今宵は祭りの夜 憂き世を忘れて
(わらうのもいいじゃないかうたかたのゆめ)
笑うのもいいじゃないか 泡沫の夢
(まようてをひいてひとなみを)
迷う手を引いて人波を
(そぞろあるいてみればいとおかし)
そぞろ歩いてみればいとおかし
(ならすげたのおとからんころん)
鳴らす下駄の音カランコロン
(これもまたこいきかな)
これもまた小粋かな
(まいろうか)
参ろうか
(さわいで)
騒いで
(こそが)
こそが
(うたげのふうりゅう)
宴の風流
(かちょうふうえいめでよう)
花鳥諷詠愛でよう
(いざまいろうかどうらくもきわめればでんとう)
いざ参ろうか 道楽も極めれば伝統
(ここんとうざいぶれいこう)
古今東西無礼講
(わになって)
輪になって!
(さぁまいおどれ)
さぁ 舞い踊れ!
(はめをはずしてしることもあるだろう)
羽目を外して知ることもあるだろう
(うまくいかないこともよいやみにおいておいて)
上手くいかないことも宵闇に置いておいて
(こよいのまつりばやしひびいてきたなら)
今宵の祭り囃子 響いてきたなら
(たのしめばいいじゃないかひとときのうた)
楽しめばいいじゃないか 一時の夢譚
(きかざりしゃれこむひとなみの)
着飾り洒落込む人波の
(ありのままのえがおがいとゆかし)
有りの儘の笑顔がいとゆかし
(だれかくちずさむちんとんしゃん)
誰か口ずさむチントンシャン
(それもまたみやびかな)
それもまた雅かな
(いざまいろうか)
いざ 参ろうか!
(さわいでこそがうたげのれいせつ)
騒いでこそが宴の礼節
(つきあかりにてらされて)
月明かりに照らされて
(いざまいろうか)
いざ参ろうか
(どうらくこそうつしよのたから)
道楽こそ現世の宝
(しいかかんげんにきょうをつくせ)
詩歌管弦に興を尽くせ
(はなとまいとりとうたい)
花と舞い 鳥と歌い
(かぜをよみつきをめでて)
風を詠み 月を愛でて
(ほしとまいにじとうたい)
星と舞い 虹と歌い
(ときをよみゆめをめで)
時を詠み 夢を愛で
(わになってさぁまいおどれ)
輪になって さぁ 舞い踊れ!
(さぁさぁまいおどれ)
さぁ さぁ 舞い踊れ!