知覚貸越論。全篇
https://youtu.be/3bdG3lTTVnU
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歌詞(問題文)
(あたまがれっしょうができたみたいな)
頭が裂傷ができたみたいな。
(こころのなかになにがながれていった)
心の中に何が流れていった。
(とけないゆいめがきれた)
解けない結い目が切れた。
(ほしいものもぜんぶなくなった)
欲しい物も全部無くなった。
(ちかくはせかいとしゅういのひとからじょうほうをうけとるのうりょくです)
知覚は、世界と周囲の人から情報を受け取る能力です。
(いっせつにはちかくはものをいろをつけた)
一説には、「知覚」は物を色をつけた。
(はいりーせんしてぃぶぱーそんにとって)
ハイリー・センシティブ・パーソンにとって、
(かれらのかんきょうかんじゅせいやかんかくしょりかんじゅせいがきわめてたかい)
彼らの環境感受性や感覚処理感受性が極めて高い。
(よさそうにみえるだが)
よさそうに見えるだが、
(せかいのうんこうにはこれほどのちかくのひつようはない)
世界の運行にはこれほどの「知覚」の必要は、ない。
(ぽじてぃぶなかんかくがしゅうにゅうでねがてぃぶなかんかくがししゅつだとしたら)
ポジティブな感覚が収入でネガティブな感覚が支出だとしたら、
(かれらはつねにかしこしのじょうたいにあります)
彼らは常に「貸越」の状態にあります。
(そのけっかは)
その結果は、
(じぶんのちかくできずつくことがおおい)
自分の知覚で傷つくことが多い。
(ちかくかしこしをとめてください)
知覚貸越を止めてください。
(じぶんをすくってください)
自分を救ってください。
(じがをすくいましょう)
自我を救いましょう。
(じぶんですくいにいこう)
自分で救いに行こう。
(まちのかおりかれたは)
街の香り 枯れた葉
(しおかぜのしつどたいふうのあれくるう)
潮風の湿度 台風の荒れ狂う
(さかみちのゆうひさむいこどくなよる)
坂道の夕日 寒い孤独な夜
(ひとりのしあわせだれかのおんど)
一人の幸せ 誰かの温度
(ひとごみのつめたさ)
人混みの冷たさ
(わらうときかなしいとき)
笑うとき 悲しいとき
(あいするときにくむとき)
愛するとき 憎むとき
(あたまのおもさはいのいきぎれ)
頭の重さ 肺の息切れ
(がんきゅうのはれしんぞうのこどう)
眼球の腫れ 心臓の鼓動
(つかむのかんかくそうしつのかんかく)
つかむの感覚 喪失の感覚
(はじまりのかんかくしゅうりょうのかんかく)
始まりの感覚 終了の感覚
(すきなきもちけんおのきぶん)
好きな気持ち 嫌悪の気分
(あこがれのきもちたいくつなきぶん)
憧れの気持ち 退屈な気分
(これらをかんじさせるものはなにでしょうか)
これらを感じさせるものは何でしょうか。
(おとなになってもきもちのよしあしはなくならない)
大人になっても、気持ちの「良し悪し」はなくならない
(すききらいでえらぶのはこどものとっけんではない)
「好き嫌いで選ぶ 」のは子供の特権ではない
(えらばなければすきなこともきらいなこともわすれてしまう)
選ばなければ、好きなことも嫌いなことも忘れてしまう
(ちかくがまひしていく)
知覚が麻痺していく
(ふかいのかんかくをまひでのがれても)
不快の感覚を麻痺で逃れても
(たんじゅんにきえることはない)
単純に消えることはない
(なぜかなくよるになる)
「なぜか泣く夜」になる
(どうしようもないひになる)
「どうしようもない日」になる
(おわりのないじこひていになる)
終わりのない自己否定になる
(やりたいこともやらないになる)
「やりたいこともやらない 」になる
(にんげんは)
人間は、
(きけんをさけるためにこわいことをおぼえるいきもの)
危険を避けるために怖いことを覚える生き物。
(こころのおくそこにかこのきずをうめて)
心の奥底に過去の傷を埋めて、
(せいしんはそこでしょうひされている)
精神はそこで消費されている。
(だからきゅうけいとかいけつがひつようです)
だから休憩と解決が必要です。
(あるかんかくがじゅうぶんなしげきでみたされていればちゅういはほかのかんかくにむけられません)
ある感覚が十分な刺激で満たされていれば、注意は他の感覚に向けられません。
(たとえこのしゅんかんおとはちょうかくいがいのすべてのかんかくをしゃだんすることができます)
たとえこの瞬間、音は聴覚以外のすべての感覚を遮断することができます。
(これはかんぜんなしゅうちゅうにちかい)
これは完全な集中に近い。
(きょくがおわるとちゅういのたいしょうがいちじてきにうしなわれます)
曲が終わると、注意の対象が一時的に失われます。
(なにもかんがえずそれがめいそうです)
何も考えず、それが瞑想です。
(このくうはくのじかんにじゅうぶんなちかくのきゅうけいをとってください)
この空白の時間に十分な知覚の休憩を取ってください。
(いきをすうはくすうはく)
息を吸う、吐く、吸う、吐く、
(からだのいたみこころのさけびをかんじてください)
体の痛み、心の叫びを感じてください。
(ふあんもきょうふもむりょくもぜつぼうも)
不安も恐怖も無力も絶望も
(へいわもれいせいもしんらいもきたいも)
平和も冷静も信頼も期待も
(うちなるこえにみみをかたむけてください)
内なる声に耳を傾けてください
(じぶんのこえをきいてください)
「自分」の声を聞いてください
(ひょうめんでわらうのはだれ)
表面で笑うのは誰
(こころのなみだをみることができないのはだれ)
心の涙を見ることができないのは誰
(きぶんがよくなるならゆめをみてもいいんだよ)
気分が良くなるなら夢を見てもいいんだよ
(きぶんがよくなるならないてもいいんだよ)
気分が良くなるなら泣いてもいいんだよ
(さいごに、ゆっくりやすんでください)
最後に、ゆっくり休んでください。
(このせんさいなからだとこころのために)
この繊細な身体と心のために、
(たくましくなれるこのからだとこころのために)
たくましくなれるこの身体と心のために。