養老鉄道養老線 桑名行き

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養老鉄道養老線は、三重県桑名市の桑名駅から岐阜県揖斐郡揖斐川町の揖斐駅までを結ぶ養老鉄道の鉄道路線。揖斐川流域西側を縦断する路線で、岐阜県と三重県を直結する唯一の鉄道路線でもあります。多度駅から美濃高田駅までは養老山地の麓を走り、養老山脈の麓は濃尾平野に向かって扇状地が広がる地域で、扇状地によく見られる水無川や天井川が見られ、鉄道路線が川の下をトンネルでくぐる箇所がいくつもあることが、この路線の特色とも言えます。沿線には多度大社や養老の滝などの名所があります。途中にあるJR東海道本線・樽見鉄道乗り換え駅の大垣駅は、桑名方面と揖斐方面との線路が合流するスイッチバック形の配線となっています。室駅～揖斐駅間は、揖斐線とも呼ばれています。
使用車両は、近鉄名古屋線や南大阪線から転用された600系・620系と、東急電鉄から譲渡した7700系です。
背景は600形602Fで、元・近鉄名古屋線1600系1657Fです。名古屋線改軌後初の新形式でもありました。車体は南大阪線6800系ラビットカーの近鉄標準スタイルを踏襲し、名古屋線初の片側4扉車となり、当時の近鉄社内では「名古屋ラビット」と呼ばれていました。近鉄時代から養老鉄道への運営移管当初までは、近鉄一般車と同じ塗装でしたが、のちに現在の塗装に変更されました。

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