アポトーシス

(またはじまるいつものひすてり)

また始まるいつものヒステリ

(ほらおわればひとりきりろんりー)

ほら終われば一人きりロンリー

(じぶんせめればらくになれるわ)

自分責めれば 楽になれるわ

(もうふがせかいだんぜつするから)

毛布が世界 断絶するから

(なまぬるいじごくさてなんどか)

生ぬるい地獄 さて何度か？

(もっとすべてのよくにしたがって)

もっと全ての欲に従って

(どんよくさともうもくははじ)

貪欲さと盲目は恥？

(あいとあんどおろかなのでしょう)

愛と安堵 愚かなのでしょう

(ふかくふかくしずむ)

深く不覚 沈む

(いしきのひかりとどかぬところへ)

意識の光 届かぬ所へ

(ふかくふかくしずめ)

深く不覚 沈め

(だれのてもとどかぬじこのそこへさあ)

誰の手も届かぬ 自己の底へさあ

(さあいのりたたえよ)

さあ 祈り讃えよ

(かわいいこひつじたちのむれよ)

かわいい子羊達の群れよ

(おびえふるえにげてきたんでしょ)

怯え 震え 逃げてきたんでしょ

(きみはうちなる)

君は内なる

(みえないなにかにおびえている)

見えない何かに怯えている

(くらくくらくひどくいたく)

暗く 苦楽 酷く 痛く

(ああぎゅるりくるまんちーのあるまま)

嗚呼ギュルリ来るマンチーのあるまま

(あいをたべてくってはいで)

愛を食べて 繰って廃で

(とりこんだぜんぶしあわせになんて)

取り込んだ全部 幸福になんて

(おこがましいのでしょう)

烏滸がましいのでしょう

(ひかるいたにのめりこんだら)

光る板にのめり込んだら

(しかいゆらぐさんろくぜろ)

視界ゆらぐ サンロクゼロ

(きづかないだけつなげられた)

気づかないだけ 繋げられた

(あまりにもおもすぎるあかしゃ)

あまりにも重すぎるアカシャ

(あああのときさされなかった)

嗚呼あの時刺されなかった

(まあいつまでもいきのびるさ)

まあ何時までも生き延びるさ

(もうあきたっていうのならさ)

もう飽きたって言うのならさ

(そうねつぎはどこへいく)

そうね 次は何処へ行く？

(てとらぽっどにでもおちれば)

テトラポッドにでも落ちれば？

(にどともどってこれまいが)

二度と戻って来れまいが(笑)

(ほそいくびすじにつけられた)

細い首筋に着けられた

(ななしというなのいかれたちょーかー)

ナナシという名のイカれたチョーカー

(なんてさいていなんだ)

なんて最低なんだ

(さよならまがいもののゆめよ)

サヨナラ 紛い物の夢よ

(ひどくもろいげびなひびを)

非道く 脆い 下卑な日々を

(おどりはぜろよたいくつでごうまんなきみは)

踊り爆ぜろよ 退屈で傲慢な君は

(いきるいきるあーばからしい)

生きる 逝キル？ あー馬鹿らしい

(ほろりいだくえものままに)

ほろり抱く感情のままに

(あばれえずきうれう)

暴れ 嘔吐き 憂う

(ああどろりとけるえごのそこに)

嗚呼 どろり溶ける自我の庭に

(いしきなくしみこんで)

意識なく染み込んで

(かならずくるこわいめをした)

必ず来る 怖い目をしてた

(じぶんによくにたおにたちが)

自分によく似た鬼たちが

(うてばつよいのらくになれるわ)

打てば強いの 楽になれるわ

(ぜんぶぜんぶきえてなくなる)

全部全部消えてなくなる

(ぬるいじごくはきだめのよう)

ぬるい地獄 吐き溜めのよう

(はやくいいとこつれてってくれよ)

早くイイとこ連れてってくれよ

(かみにたよるしかいきれないなら)

神に頼るしか生きれないなら

(めっかにむかいこうべをたれろや)

メッカに向かい頭を垂れろや

(ああふりまわされた)

嗚呼 振り回された

(うずまくせかいのげんかくに)

渦巻く世界の幻覚に

(かわるがわるながれのちがう)

カワルガワル 流れの違う

(ねえつかれはてたそのまま)

ねえ 疲れ果てた そのまま

(ふかくねむればいい)

深く眠ればいい

(にどとめざめることなきよう)

二度と目覚める事なきよう

(さあいのりたたえよ)

さあ 祈り讃えよ

(かわいいこひつじたちのむれよ)

かわいい子羊達の群れよ

(おびえふるえにげてきたんでしょう)

怯え 震え 逃げてきたんでしょ

(きみはうちなる)

君は内なる

(みえないなにかにおびえている)

見えない何かに怯えている

(くらくくらくひどくいたく)

暗く 苦楽 酷く 痛く

(ああぎゅるりくるまんちーのあるまま)

嗚呼ギュルリ来るマンチーのあるまま

(あいをたべてくってまたね)

愛を食べて 苦ってまたね

(とりこんだぜんぶしあわせになる)

取り込んだ全部 幸福になる

(おこがましくいきればいい)

烏滸がましく生きればいい