Ash

(ふとうめいながらすのむこうでみるもむざんなそのからだ)

不透明な硝子の向こうで見るも無惨な　その体

(なぜかいまにもはきだしそうで)

なぜか　今にも吐き出しそうで

(ははにだかれてねむりましょう)

母に抱かれて眠りましょう

(そんなじぶんにきづいたあるひ)

そんな自分に　気付いた　ある日

(ぼくのからだにさよならを)

僕の体に「さ・よ・な・ら」を

(ははがえがいているらくえんでなぜぼくはうまれかわるの)

母が描いている楽園でなぜ僕は生まれ変わるの

(がんじがらめのこのせかいのなかで)

雁字搦めのこの世界の中で

(とぎれとぎれのきおくをたどりながら)

とぎれとぎれの記憶を辿りながら…

(ぼくのなかでうまれだすげんじつはひげきのなかで)

僕の中で　生まれ出す現実は　悲劇の中で

(ぼくのなかでうまれだすげんじつはひげきとともに)

僕の中で　生まれ出す現実は　悲劇と共に

(まわるまわるまわるまわるまわるまわるまわるいしきが)

回る　回る　回る　回る回る　回る　回る　意識が

(まわるまわるまわるまわるまわるまわるまわるぜつぼう)

回る　回る　回る　回る回る　回る　回る　絶望

(さくらまうよるにぼくはくずれるのさ)

桜舞う夜に僕は崩れるのさ

(このままはいになれすなにかえるように)

このまま　灰になれ砂に還るように

(ことばにださなくてもかなしすぎるすがた)

言葉に出さなくても悲しすぎる姿

(うらはらにきょぜつてきなぼくは)

裏腹に拒絶的な僕は

(いつもみずからのくびにてをかけてみる)

いつも　自らの首に手をかけてみる

(はきけのなかまわるまわる)

吐き気の中回る回る

(ふとうめいながらすのむこうでみるもむざんなそのからだ)

不透明な硝子の向こうで見るも無惨な　その体

(なぜかいまにもはきだしそうで)

なぜか　今にも吐き出しそうで

(ははにだかれてねむりましょう)

母に抱かれて眠りましょう

(がんじがらめのこのせかいのなかで)

雁字搦めのこの世界の中で

(とぎれとぎれのきおくをたどりながら)

とぎれとぎれの記憶を辿りながら…

(ぼくのなかでうまれだすげんじつはひげきのなかで)

僕の中で　生まれ出す現実は　悲劇の中で

(ぼくのなかでうまれだすげんじつはひげきとともに)

僕の中で　生まれ出す現実は　悲劇と共に

(せんのかなしみせんのいつわりせんのよくぼうせんの)

千の悲しみ　千の偽り千の欲望　千の…

(せんのあいじょうせんのがんきゅうせんのげんじつぜつぼう)

千の愛情　千の眼球千の現実　絶望

(さくらまうよるにぼくはくずれるのさ)

桜舞う夜に僕は崩れるのさ

(このままはいになれすなにかえるように)

このまま　灰になれ砂に還るように

(ことばにださなくてもかなしすぎるすがた)

言葉に出さなくても悲しすぎる姿

(うらはらにきょぜつてきなぼくは)

裏腹に　拒絶的な僕は

(いつもみずからのくびにてをかけてみる)

いつも　自らの首に手をかけてみる

(はきけのなかまわるえんじきった)

吐き気の中回る演じきった