ごめんねなんか聞きたくなかった

(にかげつまえきづいちゃったきみのこと)

二か月前気づいちゃった君のこと

(あたりまえながれるようなひび)

当たり前流れるような日々

(でもたしかにつたわるんだよ)

でも確かに伝わるんだよ

(だってごめんねがやさしかった)

だってごめんねが優しかった

(だからいっかげつまえわらうようにしていたよ)

だから一か月前笑うようにしていたよ

(たいむりみっとのせなかをおさないように)

タイムリミットの背中を押さないように

(しっていたからなきたくないから)

知っていたから泣きたくないから

(わたしはごめんねをいわなかった)

私はごめんねを言わなかった

(さんしゅうかんまえはしゃぐきみこどものようで)

三週間前はしゃぐ君子供の用で

(あれはうそなんかじゃないだろ)

あれは嘘なんかじゃないだろ

(いわないでいわないで)

言わないで　言わないで

(ごめんねはさけびたいのにやさしくするから)

ごめんねは叫びたいのに優しくするから

(あたまのなかきみしかいないから)

頭の中君しかいないから

(まっさらなそのこえが)

まっさらなその声が

(むねにつきささるんだよ)

胸に突き刺さるんだよ

(なみきどおりのかぜがつめたいや)

並木通りの風が冷たいや

(あたためるようなそのことばがいや)

温めるようなその言葉が嫌

(じぶんだけかってにすすもうとしないでよ)

自分だけ勝手に進もうとしないでよ

(このまちにもなれてきたしなじんでるし)

この町にも慣れてきたし馴染んでるし

(ともだちとはなすしょうらいとかわらえない)

友達と話す将来とか笑えない

(いっしゅうかんまえちんもくのあときみが)

一週間前沈黙の後君が

(ごめんねとちいさくいった)

ごめんねと小さく言った

(またはっきりいったいった)

またはっきり言った　言った

(らいげつのたんじょうびおいわいするね)

来月の誕生日お祝いするね

(きみはふしぜんにわらうだけ)

君は不自然に笑うだけ

(いわないでいわないで)

言わないで　言わないで

(ごめんねはさけびたいのにやさしくするから)

ごめんねは叫びたいのに優しくするから

(あたまのなかきみしかいないから)

頭の中君しかいないから

(まっさらなそのこえが)

まっさらなその声が

(むねにつきささるんだよ)

胸に突き刺さるんだよ

(なみきどおりのかぜがつめたいや)

並木通りの風が冷たいや

(あたためるようなそのことば)

温めるようなその言葉

(きらいよいわないで)

嫌いよ言わないで

(みみをふさいだきこえないように)

耳をふさいだ聞こえないように

(いまだけはきみからにげだしたい)

今だけは君から逃げ出したい

(ごめんねとさよならを)

ごめんねとさよならを

(むねにつきさすつもりだろ)

胸に突き刺すつもりだろ

(つづくのならばしかたなくでいい)

続くのならば仕方なくでいい

(すこしずつつみなおしていけばいい)

少しずつ積みなおしていけばいい

(なのになぜきみがないてる)

なのになぜ君が泣いてる

(ずるいよ)

ずるいよ

(せぶんすたーあばうとたいむめぐろがわ)

セブンスター　アバウトタイム　目黒川

(さどうすきーこかこーらじたーばぐ)

サドウスキー　コカコーラ　ジターバグ

(けせないよきみを)

消せないよ君を

(いかないでいかないでいかないで)

行かないで　行かないで　行かないで

(いかないでいかないでいかないで)

行かないで　行かないで　行かないで

(ごめんね)

ごめんね