パプリカ 素敵な戯言 発狂

(けんらんたるかみふぶきはとりいをくぐり、)

絢爛たる紙吹雪は鳥居をくぐり、

(しゅうはすうをおなじくするぽすととれいぞうこはせんぽうをつかさどれ！)

周波数を同じくするポストと冷蔵庫は先鋒をつかさどれ！

(しょうみきげんをきにするぶらいのやからは)

賞味期限を気にする無頼の輩は

(はなでんしゃのすすむみちにさながらしみとなってはばかることはない！)

花電車の進む道にさながらシミとなってはばかることはない！

(おもいしるがいい！さんかくじょうぎたちのかんぞうを！)

思い知るがいい！三角定規たちの肝臓を！

(さぁ！このさいてんこそ、うちなるしょうがく３ねんせいがきめた、はるかなるぼうえんかめら！)

さぁ！この祭典こそ、内なる小学３年生が決めた、遥かなる望遠カメラ！

(すすめ！あつまれ！)

進め！集まれ！

(わたしこそが！おだいかんさま！)

私こそが！お代官様！

(すぐだ！すぐにもだ！)

すぐだ！すぐにもだ！

(わたしをむかええいれるのだ！！)

私を迎えエいれるノだ！！

(とおきしまへとながれゆく)

遠き島へと流れゆく

(おいたるさのうはみつのあじ)

老いたる左脳は蜜の味

(ゆめにうつつにあらわれる)

夢に現に現れる

(わたしはゆめのまもりびと)

私は夢の守り人

(むちもうまいのぼんじんが)

無知蒙昧の凡人が

(せいなるゆめにふれたなら)

聖なる夢に触れたなら

(どんなさばきがくだるやら)

どんな裁きが下るやら

(おお、おまえはいつぞやたすけたきはつせいのたかいいなかむすめ)

おお、お前はいつぞや助けた揮発性の高い田舎娘

(そくさいであったか？)

息災であったか？

(７じはんにとおりかかったよが、ふざいつうちなら、)

７時半に通りかかった余が、不在通知なら、

(そのほう、かっぷめんのつゆときえたであろう。)

その方、カップ麺の梅雨と消えたであろう。

(そくほう！やねがわらがいざなうこかげで、あすをうらなうみぼうじん！)

速報！屋根瓦がいざなう木陰で、明日を占う未亡人！

(おうとうははれ！)

応答は晴れ！

(しんごうもきち！せんぷうきのでんれいはかいほうへのまくらことば！)

信号も吉！扇風機の伝令は開放への枕詞！

(えんのしたにねむるおとめにどうみゃくあり！)

縁の下に眠る乙女に動脈あり！

(まさにかつろ！てんぼうのひみつは１０ねんろーんのいきづくり！)

まさに活路！展望の秘密は１０年ローンの生き作り！

(ひょうはくざいのおんちょうにがいせんもんはときのこえ！)

漂白剤の恩寵に凱旋門は鬨の声！

(ああ！しんちくのいどから)

ああ！新築の井戸から

(あくせすせいぎょをつけたとて、もはやひとりのゆめじゃなし)

アクセス制御を付けたとて、もはや一人の夢じゃなし

(ゆめとゆめとのまじわりが、あまたのゆめのうずをなす)

夢と夢との交わりが、数多の夢の渦をなす

(ゆめのあるじがだれかさえ、とうもおろかなだいまきょう)

夢の主が誰かさえ、問うも愚かな大魔境

(まひるのたみのおごりこそ、つきよのたみのおもうつぼ)

真昼の民のおごりこそ、月夜の民の思うつぼ

(うかつにあしをふみこめば、とんでひにいるなつのむし)

うかつに足を踏み込めば、飛んで火に入る夏の虫

(ふくぶくろでときをまつこうきあつ、そのはいちはにゅうぎゅうにそうじけい)

福袋で時を待つ高気圧、その配置は乳牛に相似形

(みつりんからはんかがいへはめひょうのまんだらを２４びっとでかいせき)

密林から繁華街へは女豹の曼荼羅を２４ビットで解析

(しなぷすにさくこうこつはぱぷりかじるしのにゅうしぼう)

シナプスに咲く恍惚はパプリカじるしの乳脂肪

(５％がてっそく)

５％が鉄則

(あんぜんほしょうのふだらくとかいはかにもゆめみるひせんけい！いざゆか～ん！)

安全保障の補陀落渡海はカニも夢見る非線形！いざゆか〜ん！

(たましいのひまんはだいえっといらず！すすめちょうじんどこまでも！はっ！)

魂の肥満はダイエット要らず！進め超人どこまでも！ハッ！

(おお！ゆうしいらいのまちびと、そのふえのねはにゅーろんのいやし！)

おお！有史以来の待ち人、その笛の音はニューロンの癒やし！

(かぐわしきしぼうぶんはしじょうのらんち！ごくんっ！)

かぐわしき脂肪分は至上のランチ！ゴクンッ！

(ややすぱいすにふそく・・・？けつじょはぱぷりか？)

ややスパイスに不足・・・？欠如はパプリカ？

(えんまんじょうじゅにたりないひとふりのすぱいす、ぱぷりかはっけん！)

円満成就に足りないひと振りのスパイス、パプリカ発見！

(きょうのてんきはゆめみがち)

今日の天気は夢見がち

(はれのちはれはれはれはれはれはれ)

晴れのち晴れ晴れハレハレハレハレ

(きのうみたゆめきょうのゆめ、うかれうきよのうさばらし)

昨日見た夢今日の夢、浮かれ浮世の憂さ晴らし

(ゆめがなるなる、かねのなるきをそだてませ)

夢が成る成る、カネのなる木を育てませ

(いいえ、つぼみのうちがはな)

いいえ、つぼみのうちが華

(そうそとどめてえいえんに)

そうそとどめて永遠に

(はなもなければみもならぬ)

花もなければ実もならぬ

(どうせないならなにもせぬ)

どうせないなら何もせぬ

(そんなふまんをいっぴょうに、たくしていれてよこのめだま)

そんな不満を一票に、託して入れてよこの目玉

(だれがわたすかこのぎょくざ)

誰が渡すかこの玉座

(われこそがこうていなり！かみがさだめたのだ！)

われこそが皇帝なり！神が定めたのだ！

(わしはそんなことさだめておらん！)

わしはそんなこと定めておらん！

(かみもほとけもしゅうしがえ、うかれうきよのうさばらし)

神も仏も宗旨変え、浮かれ浮世の憂さ晴らし

(うかれうきよのうさばらし)

浮かれ浮世の憂さ晴らし

(おかけになったこどもでんわそうだんしつは)

おかけになった子供電話相談室は

(よみひらさかこしょうのえいきょうで)

読み平坂故障の影響で

(ごぜん７じ６３ぷんから、ゆめみるだいじゅうたいです)

午前７時６３分から、夢見る大渋滞です