時空かくれんぼ

(あんしんするとふあんになるねたとえばいま)

安心すると　不安になるね　例えば今

(だからいまをみらいのはずれにおいてわすれよう)

だから今を　未来の外れに　置いて忘れよう

(そうおもったかこくりかえしたいま)

そう思った過去　繰り返した今

(あたたかいものはさめるから)

温かいものは冷めるから

(それがこわくてふれられない)

それが怖くて　触れられない

(もらわなければなくすこともない)

貰わなければ　無くす事もない

(もういいかいかこまあだだよいま)

もういいかい　過去　まぁだだよ今

(かくれるばしょはどこであろうと)

隠れる場所は　どこであろうと

(つねにせかいのちゅうしんだから)

常に世界の中心だから

(すぐみつかっておににされるよ)

すぐ見つかってオニにされるよ

(ずっとさがすがわのかくれんぼ)

ずっと探す側の　かくれんぼ

(きみにあわなきゃよかった)

君に会わなきゃよかった

(なにもいわなきゃよかった)

何も言わなきゃよかった

(かがやくものはてらすから)

輝くものは　照らすから

(それがこわくてちかよれない)

それが怖くて　近寄れない

(みつめなければみられたりしない)

見つめなければ　見られたりしない

(なかなかったかこなきそうないま)

泣かなかった過去　泣きそうな今

(ぜつぼうするとらくになるねたとえばいま)

絶望すると楽になるね　例えば今

(だからいまをみらいのはてまでかさがわりにして)

だから今を　未来の果てまで　傘代わりにして

(にげてきたかこつかまったいま)

逃げてきた過去　捕まった今

(かくれじょうずなじぶんであろうと)

隠れ上手な自分であろうと

(さがすやくめもじぶんだから)

探す役目も自分だから

(またみつかっておににされたよ)

また見つかってオニにされたよ

(ずっとぼくとぼくとのかくれんぼ)

ずっと僕と僕との　かくれんぼ

(かくれたほうがさけぶもういいかい)

隠れた方が叫ぶ　「もういいかい」

(なんどめのこと)

何度目の事

(さがすほうはおなじみまあだだよ)

探す方はお馴染み　『まぁだだよ』

(なあおまえさにたくもんだいなんだぜ)

「なぁ、お前さ、」「二択問題なんだぜ」

(じかんせいげんあるんだぜ)

「時間制限あるんだぜ」

(そんなのわかってるよ)

『そんなの解ってるよ』

(むねをはっておそれないでさけびたいよ)

胸を張って怖れないで叫びたいよ

(あたたかくてかがやいているきみを)

温かくて　輝いている君を

(こわがるぼくをみつけるみらいを)

怖がる僕を見つける未来を

(しとめるためにせーのでさけぶよ)

仕留めるために　せーの！で叫ぶよ

(もういいかいかこもういいよいま)

もういいかい　過去　『もういいよ』今

(かくれるばしょはいつであろうと)

隠れる場所は　いつであろうと

(ぼくのこころのなかだったけど)

僕の心の中だったけど

(きみをみつけてきみにかくすよ)

君を見つけて　君に隠すよ

(ずっとさがさなくてもいいかくれんぼ)

ずっと探さなくてもいい　かくれんぼ

(きみもこわいならぼくにかくれて)

君も怖いなら　僕に隠れて

(どこもさがさなくてもいい)

何処も探さなくてもいい

(ここにあるよ)

ここにあるよ

(すぐにいけるよなぜならぼくは)

すぐに行けるよ　なぜなら僕は

(きみのこころのなかでかくれんぼ)

君の心の中で　かくれんぼ

(きみにあわなきゃ)

君に会わなきゃ

(いますぐあいにいかなきゃ)

今すぐ会いに行かなきゃ

(いそいでいかなきゃ)

急いでいかなきゃ

(もういちどちゃんといわなきゃ)

もう一度　ちゃんと言わなきゃ