咲カナイ、ハカナイ。

(よるがくるとあいたくなるし)

夜が来ると会いたくなるし

(ふあんになるけどまたひとりだし)

不安になるけどまた一人だし

(このきょり、きみのはなしはぁ)

この距離、君の話　はぁ

(いつまでいつまでまてばいいの？)

いつまでいつまで待てばいいの？

(しょうみきげんがきれたあかり)

賞味期限が切れた灯り

(れいぞうこをみつめて)

冷蔵庫を見つめて

(おいかけてはいけないけど)

追いかけてはいけないけど

(これいじょうまてないよ)

これ以上待てないよ

(おなじたいおんであいせなければ)

同じ体温で愛せなければ

(どちらかがさきにおぼれてしまうけど)

どちらかが先に溺れてしまうけど

(なんかいもそそいでしまう)

何回も注いでしまう

(めぶくときをまって)

芽吹くときを待って

(いっそさかないこいをしてるならば)

いっそ咲かない恋をしてるならば

(はかないこいをするなら)

儚い恋をするなら

(いますぐにいますぐにでもきえてしまえ)

今すぐに今すぐにでも消えてしまえ

(かれないあいをそそいだって)

彼無い愛を注いだって

(いみがないでしょ？)

意味が無いでしょ？

(すき、きらい、きらい、すき、きみは？)

好き、嫌い、嫌い、好き、君は？

(いっしょうあきらめきれないこいならば)

一生諦めきれない恋ならば

(それでもいっしょにいたいなら)

それでも一緒にいたいなら

(なんでもいい、なんでもいいよ)

なんでもいい、なんでもいいよ

(つづけばいい)

続けばいい

(たりないだけのこころならば)

足りないだけの心ならば

(へらしてしまえばいい)

減らしてしまえばいい

(あいたくてあえなくてきみは？)

会いたくて会えなくて君は？

(しょうひきげんがきれたばかり)

消費期限がきれたばかり

(ほしのよるをみあげて)

星の夜を見上げて

(なきながらくちにしてた)

泣きながら口にしてた

(これいじょうもたないよ)

これ以上持たないよ

(すててしまったらもったいなくて)

捨ててしまったら勿体無くて

(きみへのおもいまでなくなりそうで)

君への想いまでなくなりそうで

(かかえたままのちいさなあいはきみにはおもすぎて)

抱えたままの小さな愛は君には重すぎて

(いっしょうせつないくらいのこいならば)

一生切ないくらいの恋ならば

(やきつくほどのこいなら)

焼き付くほどの恋なら

(きれいごと、きれいごとなどきえてしまえ)

綺麗事、綺麗事など消えてしまえ

(ほかのこいにおちたとしてもおもいだすのでしょう)

他の恋に落ちたとしても思い出すのでしょう

(ゆらゆらりゆらゆらりひびは)

ゆらゆらり　ゆらゆらり日々は

(いっそさかないこいをしてるならば)

いっそ咲かない恋をしてるならば

(はかないこいをするなら)

儚い恋をするなら

(いますぐにいますぐにでもきえてしまえ)

今すぐに今すぐにでも消えてしまえ

(きみにとっては)

君にとっては

(ささいだなんてばかにしないでよ)

些細だなんてバカにしないでよ

(すき、きらい、きらい、きらい、きみは？)

好き、嫌い、嫌い、嫌い、君は？

(いっしょうあきらめきれないこいならば)

一生諦めきれない恋ならば

(それでもいっしょにいたいなら)

それでも一緒にいたいなら

(なんでもいい、なんでもいいよ)

なんでもいい、なんでもいいよ

(つづけばいい)

続けばいい

(わたしのぜんぶさしだしたって)

私の全部差し出したって

(まだたりないんでしょ？)

まだ足りないんでしょ？

(あいたいよ、あいたいよきみは？)

会いたいよ、会いたいよ　君は？