戻れ戻れもどれもどれも。

(あなたのぜんぶがなくなったことをわたしいがいのすべてがわすれたころ。)

貴方の全部がなくなったことを私以外の全てが忘れた頃。

(それでようやくわたしは、とってもよいかんがえをおもいついた)

それでようやく私は、とっても良い考えを思いついた！

(こんなことならあなたは、きっとよろこんでわらってくれるでしょう)

こんなことなら貴方は、きっと喜んで笑ってくれるでしょう！

(さあああああああああああああああああああああああああああああて)

さあああああああああああああああああああああああああああああて！

(きょうはわたしが、みなさんにとおおおおおってもおもしろいことわざを)

今日は私が、皆さんにとおおおおおっても面白いことわざを

(おしえてあげましょう)

教えてあげましょう！

(ふくすいぼんにかえらず)

覆水盆に返らず

(えしってるって)

え？　知ってるって？

(わたしはただ、きみがあんまりにもみないふりにしているからてっきり)

私はただ、君があんまりにも見ない振りにしているからてっきり！

(しらないかとおもっておしえてあげたのに。)

知らないかと思って教えてあげたのに。

(そそそ、そんなかおをしないでくださいよ)

そそそ、そんな顔をしないでくださいよ！

(なにしろわたしはこのことばが、)

なにしろ私はこの言葉が、

(いのちのなかでいちばんだいすきなことばなんですから)

命の中で一番大好きな言葉なんですから！

(い、かないで)

行、かないで！

(ゆめを、ゆめをみていて)

夢を、夢を見ていて？

(いき、ら、れないよ)

生き、ら、れないよ

(まだあかくひがもえて、)

まだ明く陽が燃えて、

(はな、さないで)

離、さないで！

(いつか、めまうひとあう。)

いつか、眩暈う日と会う。

(ねむ、れ、ないな。)

眠、れ、ないな。

(はりをおる、)

針を折る、

(それだけで。)

それだけで。

(あなたのすべてのことを、わたしいがいのぜんぶがわすれたころ。)

貴方の全てのことを、私以外の全部が忘れた頃。

(それでようやくわたしは、とってもよいかんがえをつくりあげた。)

それでようやく私は、とっても良い考えを作り上げた。

(こんなことならとけいも、きっとよろこんでかえってきてくれるでしょう)

こんなことなら時計も、きっと喜んで帰ってきてくれるでしょう！

(わたしはとたんにすごくうれしくなって、)

私は途端にすごく嬉しくなって、

(おへやをちょっぴりだけちらかして、)

お部屋をちょっぴりだけ散らかして、

(きのうのためのとっておきのおけしょうをすませたら、)

昨日のためのとっておきのお化粧を済ませたら、

(わたしだけのまほうのばしゃにのりこむのです)

私だけの魔法の馬車に乗り込むのです！

(さあああああああああああああああああああああああああああああて)

さあああああああああああああああああああああああああああああて！

(きょうはわたしが、みなさんにとおおおおおってもおもしろい)

今日は私が、皆さんにとおおおおおっても面白い

(ことわざをおしえてあげましょう！)

ことわざを教えてあげましょう！

(ふくすいぼんにかえら)

覆水盆に返ら

(えもうきいたって)

え？　もう聞いたって？

(はぁ～～～～。)

はぁ～～～～。

(わたしはただ、きみがあんまりにもみないふりにしているからてっきり)

私はただ、君があんまりにも見ない振りにしているからてっきり！

(しらないかとおもっておしえてあげたのに。)

知らないかと思って教えてあげたのに。

(それじゃあいってらっしゃい)

それじゃあ行ってらっしゃい！

(まよなかの１２じまでにはかえってきてくださいよ)

真夜中の12時までには帰ってきてくださいよ？

(そうでないと、たまてばこみたいになったあなたを、)

そうでないと、玉手箱みたいになった貴方を、

(きっとあのひとは)

きっとあの人は

(あれ)

あれ？

(かえりのばしゃなんてよういしてありましたっけｗ)

帰りの馬車なんて用意してありましたっけｗ

(い、かないで)

行、かないで！

(ゆめを、ゆめをみていて)

夢を、夢を見ていて？

(いき、ら、れないよ)

生き、ら、れないよ

(まだあかくひがもえて、)

まだ明く陽が燃えて、

(はな、さないで！)

離、さないで！

(いつか、めまうひとあう。)

いつか、眩暈う日と会う。

(ねむ、れ、ないな。)

眠、れ、ないな。

(はりをおる、)

針を折る、

(それだけで。)

それだけで。