アヴァン

(ふくつなせいしんとはかりえないそこなしのあいぞうかん)

不屈な精神と測り得ない底なしの愛憎感

(けがれたばんぶつのいろあせないいのちのふかんぜんしょうか)

汚れた万物の色褪せない命の不完全昇華

(きどられそうだったよどみのないまっすぐながんこうが)

気取られそうだった淀みのない真っ直ぐな眼光が

(ひとりをなしていたおもいだせたくしたかんじょうをさいれんを)

独りを成していた思い出せ託した感情を警笛を

(きまぐれなあいづちなどかわすことばもないけど)

気まぐれな相槌など交わす言葉もないけど

(このみがやけてまもるものをしって)

この身が焼けて守るものを知って

(おもいもこえもことばも)

想いも声も言葉も

(なくしたかんじょうさえあいも)

失くした感情さえ愛も

(めぐってめぐってしょうきつないでいけ)

廻って廻って勝機繋いでいけ

(きたいこうかいをかさねた)

期待後悔を重ねた

(つがいのようにしばりあって)

番のように縛り合って

(きみだけおもいこがれては)

君だけ思い焦がれては

(こいねがうようにくうをきって)

希うように空を切って

(ゆるしをまっていたきおくのないばけをまとっているようだ)

許しを待っていた記憶のない化けを纏っているようだ

(たぐいまれなえんがてんぷのさいしょぎょうむじょうぜんのうかん)

類稀な縁が天賦の際諸行無常全能感

(むねがおどるようだきみのためにしねるといいたいな)

胸が踊るようだ君のために死ねると言いたいな

(うんめいをいってんにもうまよわないのろいにうまれしかくしんを)

運命を一点にもう迷わない呪いに生まれし核心を

(そのわけをしらずともながすなみだがあるなら)

その理由を知らずとも流す涙があるなら

(いのりがとどかずともてをのばして)

祈りが届かずとも手を伸ばして

(つたえたいおもいはあふれえた)

伝えたい想いは溢れえた

(かくしたおもいでさえあいも)

隠した思い出さえ会いも

(めぐってめぐってこうきをまっていけ)

廻って廻って好機を待っていけ

(くろいせんこうがちるおと)

黒い閃光が散る音

(みらいえいごうなしょうたいも)

未来永劫な正体も

(まだいてもいいというのなら)

まだ居てもいいというのなら

(そんなかなしいかおをしないで)

そんな悲しい顔をしないで

(おもいもこえもことばも)

想いも声も言葉も

(なくしたかんじょうさえあいも)

失くした感情さえ愛も

(きたいこうかいをかさねた)

期待後悔を重ねた

(つがいのようにしばりあって)

番のように縛り合って

(きみだけおもいこがれては)

君だけ思い焦がれては

(こいねがうようにくうをきって)

希うように空を切って

(おもいもこえもことばも)

想いも声も言葉も

(なくしたかんじょうさえあいも)

失くした感情さえ愛も

(めぐってめぐってしょうきつないでいけ)

廻って廻って勝機繋いでいけ

(きたいこうかいをかさねた)

期待後悔を重ねた

(つがいのようにしばりあって)

番のように縛り合って

(いままでとみらいをのせては)

今までと未来を乗せては

(ほほえむかんじょうがなるおと)

微笑む感情が鳴る音

(きみだけおもいこがれては)

君だけ思い焦がれては

(こいねがうようにそらをきって)

希うように空を切って