恋の寿命

(もしもかなしみがつめをといで)

もしも悲しみが爪をといで

(あなたのことひきさこうとちかづいても)

あなたのこと引き裂こうと 近づいても

(ぼくがそこでおわらせるきっとそのあくむを)

僕がそこで 終わらせるきっとその悪夢を

(らくてんかきどりでいたいんだ)

楽天家気取りでいたいんだ

(なにげないつよさがほしいんだ)

何気ない強さがほしいんだ

(きみのためにぼくのために)

君のために 僕のために

(たましいだってたたきうったっていいんだ)

魂だって叩き売ったっていいんだ

(そのかくごがぼくにはねあるんだ)

その覚悟が僕にはねあるんだ

(それでもきみとのひびがこういうんだ)

それでも君との日々がこう言うんだ

(いつかねっていつなのって)

「いつかね」って「いつなの？」って

(ずっとそんなちょうしだった)

ずっとそんな調子だった

(こぼれおちたなみだをひろうよ)

零れ落ちた涙を拾うよ

(どうしようってなにしようって)

「どうしよう」って 「何しよう」って

(かんがえてたらあさになって)

考えてたら朝になって

(こんなふうにぼくらだれていたいだけ)

こんな風に僕らだれていたいだけ

(それじゃだめ)

それじゃだめ？

(ひがおちるまでにはきめようぜ)

日が落ちるまでには決めようぜ

(ほつれはちぎってかぜにとばそう)

ほつれはちぎって風に飛ばそう

(はしっていくはしっていく)

走っていく 走っていく

(すぴーどをあげてくこのこいは)

スピードを上げてく この恋は

(あわよくばすべてうまくいって)

あわよくばすべて上手くいって

(しあわせなさいごをかざるんだ)

幸せな最後を飾るんだ

(なかないでくれうらぎらないで)

泣かないでくれ 裏切らないで

(あすもそのあすもぼくのそばにいてくれ)

明日もその明日も僕のそばに いてくれ

(そのかくごがぼくにはねあるんだ)

その覚悟が僕にはね あるんだ

(それでもきみとのひびがさけんでいた)

それでも君との日々が叫んでいた

(あいするってなんなのって)

「愛する」って 「なんなの？」って

(ずっとぼくらとわれていて)

ずっと僕ら問われていて

(まってるってきみはめをとじてた)

「待ってる」って君は目を閉じてた

(どうしようってなにしようって)

「どうしよう」って「何しよう」って

(まよってたらあさになって)

迷ってたら 朝になって

(こんなふうがぼくはきにいっていた)

こんな風が 僕は気に入っていた

(それなら)

それなら

(けっしんしようあすへととびこむように)

決心しよう 明日へと飛び込むように

(やくそくしようふたりでここからでてく)

約束しよう 二人でここから出てく

(あいのしょうめいさがしてもつれていたいと)

愛の証明 探してもつれていた糸

(すこしずつぼくらはほどいてしまって)

少しずつ僕らは ほどいてしまって

(いつまでってえいえんにってほんとうなんだ)

「いつまで」って 「永遠に」って 本当なんだ

(でもきみはわらってぼくをみていた)

でも君は笑って 僕を見ていた

(ああもういいやなんだったっけ)

ああもういいや なんだったっけ

(はなしてたらあさになって)

話してたら朝になって

(そんなふうにぼくらじゃれていたいだろう)

そんな風に 僕らじゃれていたいだろう

(それならいつかむかえるこいのじゅみょうを)

それなら いつか迎える恋の寿命を

(さきへさきへひきのばして)

先へ先へ引き延ばして

(ヴぁんぱいあのこいびとみたいにさきみといたい)

ヴァンパイアの恋人みたいにさ 君といたい

(それじゃだめ)

それじゃだめ？