Wildflower

(はてまでつづくさかみちをのぼるとちゅうで)

果てまで続く 坂道を登る途中で

(あすふぁるとゆらすかげろうゆらゆら)

アスファルト揺らす陽炎 ゆらゆら

(ぶきみなたいようようしゃないつよさできょうもてらしてる)

不気味な太陽 容赦ない強さで 今日も照らしてる

(かれないようにたおれぬようにふるいたたせる)

枯れないように 倒れぬように 奮い立たせる

(おさなきころはわけもなくまっすぐあるいて)

幼きころは わけもなくまっすぐ歩いて

(いつからかそれなりのりゆうみつけた)

いつからかそれなりの理由 見つけた

(うんめいだろうか？ゆめかしめいか？わからないまま)

運命だろうか? 夢か使命か? わからないまま

(ときおりけんめいになやみながら)

時折懸命に 悩みながら

(しってくあたしを)

知ってく 私を

(さきほこれわいるどふらわーこうやのどまんなかで)

咲き誇れ ワイルドフラワー 荒野のど真ん中で

(すぎさっていくまいにちにねをはりいきる)

過ぎ去っていく毎日に 根を張り 生きる

(どこまでもさがしてるひとつぶのなみだを)

どこまでも 探してる 一粒の涙を

(しずかにふかくこきゅうをして)

静かに 深く呼吸をして

(またあるきだす)

また 歩き出す

(つきととおりあめかわいてたのどをうるおし)

月と通り雨 乾いてた喉を潤し

(せいじゃくにこころゆだねてねむろう)

静寂に心委ねて 眠ろう

(いらだつかんじょうはよるにしずめてすてさってしまおう)

苛立つ感情は 夜に沈めて 捨て去ってしまおう

(くもらぬようにしんじながら)

曇らぬように 信じながら

(あさをまってる)

朝を待ってる

(さきほこれわいるどふらわーにじんだそらのしたで)

咲き誇れ ワイルドフラワー にじんだ空の下で

(こごえたこころをだきしめてちかう)

凍えた心を 抱きしめて 誓う

(たくましくひたむきなあたしにうまれかわる)

たくましく ひたむきな 私に生まれ変わる

(しずかにふかくこきゅうをして)

静かに 深く呼吸をして

(またあるきだす)

また 歩き出す

(おなじなみだながすのならよろこびのなみだを)

同じ涙流すのなら 喜びの涙を

(だいちをつたいそしてまたつよくなる)

大地を伝い そしてまた強くなる

(きっと)

きっと

(さきほこれわいるどふらわーこうやのどまんなかで)

咲き誇れ ワイルドフラワー 荒野のど真ん中で

(いつまでもかがやけるようにねづよくいきるんだ)

いつまでも輝けるように 根強く生きるんだ

(どこまでもさがしてるひとつぶのなみだを)

どこまでも 探してる 一粒の涙を

(めをとじてひとつこきゅうをして)

目を閉じて 一つ呼吸をして

(またあるきだそう)

また 歩き出そう