平和島

(まっさおなそらのしたでひかってるくもが)

真っ青な空の下で光ってる雲が

(みどりのしばふのうえをゆっくりとながれてた)

緑の芝生の上をゆっくりと流れてた

(あわいこもれびのしたでどろまみれのぼくら)

淡い木漏れ日の下で泥まみれの僕等

(ぷーるでぬれたきみのかみにかぜがふきぬけた)

プールで濡れた君の髪に風が吹き抜けた

(かなあみをよじのぼりみえたものがあったなら)

金網をよじ登り見えたモノがあったなら

(にげたなつのうさぎをいまつかまえにいこう)

逃げた夏のウサギを今捕まえに行こう

(まにゅあるどおりにいきたってなにもはじまらない)

マニュアル通りに生きたって何も始まらない

(ぼくらのあるいていくみちはあすふぁるとなんかじゃない)

僕らの歩いていく道はｱｽﾌｧﾙﾄなんかじゃない

(ちかごろのぼくはくらくせまいへやの)

近頃の僕は暗く狭い部屋の

(つめたいかべにはりついてぶらうんかんしかみえない)

冷たい壁に張り付いてﾌﾞﾗｳﾝ管しか見えない

(ひとりぼっちがさびしくていえでないたよるの)

一人ぼっちが寂しくて家で泣いた夜の

(なみだはちょっとつらすぎてくもったそらにしみついた)

涙はちょっと辛すぎて曇った空に染みついた

(まよなかのちゅうしゃじょうにつきあかりがただよう)

真夜中の駐車場に月明かりが漂う

(そこにはぼくらのかげがひみつをかたりあう)

そこには僕らの影が秘密を語り合う

(ちへいせんのみえるあのべんちから)

地平線の見えるあのベンチから

(きみといきをひそめてひのでをのぞいたね)

君と息を潜めて日の出をのぞいたね

(もうぼくはまけないよこのつらいみちのりに)

もう僕は負けないよこの辛い道のりに

(つちをにぎりしめたりょうてをかかげて)

土を握りしめた両手をかかげて

(まにゅあるどおりにいきたってなにもはじまらない)

マニュアル通りに生きたって何も始まらない

(ぼくらのあるいていくみちはあすふぁるとなんかじゃない)

僕らの歩いていく道はｱｽﾌｧﾙﾄなんかじゃない

(まにゅあるどおりにいきたってなにもはじまらない)

マニュアル通りに生きたって何も始まらない

(ぼくらのあるいていくみちはあすふぁるとなんかじゃない)

僕らの歩いていく道はｱｽﾌｧﾙﾄなんかじゃない