大阪ランデヴ

(なんにもしらないくせにあたしのすむまちをしったかぶりするとこが)

なんにも知らないくせに　私の住む街を知ったかぶりするとこが

(すこしにくいですきょうはあんないいたしますおおさからんでヴ)

少し憎いです　今日は案内いたします　大阪ランデヴ

(からっとはれたねどようびはじめにいくのはてんのうじ)

カラっと晴れたね土曜日　初めに行くのは天王寺

(あなたがどうぶつとどんなふうにはなすのかきになるから)

あなたが動物とどんな風に話すのか　気になるから

(はなすってほんとうにはなせるかじゃなく)

話すって本当に話せるかじゃなく

(どんなこえでどんなかおでなにをいうかなって)

どんな声でどんな顔で何を言うかなって

(きになるのごめんねきかなかったことにしておねがいあれがかばだ)

気になるの　ごめんね　聞かなかったことにして　お願いあれがカバだ

(まだまだしらないあなたのよこがおいがいのすべてをさらいたい)

まだまだ知らない　あなたの横顔以外の全てを攫いたい

(わたししかしれないあなたでなりたってほしい)

私しか知れない　あなたで成り立って欲しい

(なにはともあれあなたがすきよさいあくのばあいはすべておいて)

なにはともあれあなたが好きよ　最悪の場合は全て置いて

(しんでもかまわないとさえおもってしまうのくやしいよ)

死んでも構わないとさえ思ってしまうの悔しいよ

(どうでもよかったのにねなにわのなにもあなたにはもう)

どうでもよかったのにね　なにわのなにもあなたにはもう

(かないそうにないのはありえないじたいですなっとくがいかないわ)

敵いそうにないのは　ありえない事態です　納得がいかないわ

(しばふにねころんでのんびりくだらないげーむにうんざり)

芝生に寝転んでのんびり　くだらないゲームにうんざり

(あたしにかちはくれないけどそれもいいわるくはない)

私に勝ちはくれないけど　それもいい　悪くはない

(てぃむたむてぃむてぃむたむでふざけあったあと)

ティムタムティムティムタムでふざけ合ったあと

(あてもないみらいよそうをそらにえがいたりいごこちがいいでしょ)

あてもない未来予想を空に描いたり　居心地がいいでしょ

(かえってしまうなきをきかせてとまれたいむ)

帰ってしまうな　気を利かせて止まれ時間...

(ちょっとまってすでにこのまちとあたしのないぶじじょうにくびつっこんだ)

ちょっとまって既に　この街と私の内部事情に首突っ込んだ

(せきにんをとってもらいますくしかつたべについてきて)

責任を取ってもらいます　串カツ食べについてきて

(なにはともあれあなたがすきよさいあくのばあいはすべておいて)

なにはともあれあなたが好きよ　最悪の場合は全て置いて

(しんでもかまわないとさえおもってしまうのくやしいよ)

死んでも構わないとさえ思ってしまうの悔しいよ

(どうでもよかったのにねなにわのなにもあなたにはもう)

どうでもよかったのにね　なにわのなにもあなたにはもう

(かなわないなんてさありえないじたいですなっとくがいかないわ)

敵わないなんてさ　ありえない事態です　納得がいかないわ

(たいようのとうはなかまでいれるのよこんどはいこうおおさかのうえのほう)

太陽の塔は仲間で入れるのよ　今度は行こう大阪の上の方

(あなたしかしらないあたしのこときづいてほしい)

あなたしか知らない私のこと　気付いて欲しい

(なにはともあれあなたがすきよ)

なにはともあれあなたが好きよ

(なにはともあれあなたがすきよさいあくのばあいはすべておいて)

なにはともあれあなたが好きよ　最悪の場合は全て置いて

(しんでもかまわないとさえおもってしまうのくやしいよ)

死んでも構わないとさえ思ってしまうの悔しいよ

(どうでもよかったのにねなにわのなにもあなたにはもう)

どうでもよかったのにね　なにわのなにもあなたにはもう

(かなわないだってさこのちきゅうのまんなかはふたりがきめるから)

敵わない　だってさ　この地球の真ん中は　ふたりが決めるから

(このちきゅうのまんなかはいつだってこのまちだ)

この地球の真ん中は　いつだってこの街だ