ずっと

(きみをおもうとなみだがすこしでるの)

きみを想うと涙が少しでるの

(かなしいとかじゃなくもっと)

悲しいとかじゃなくもっと

(わたしのなかでもとくにやわらかいきもちが)

私の中でも特に柔らかい気持ちが

(ぬくもってかおをだすから)

温もって顔を出すから

(たすかります)

助かります

(ときどきひととはこわいものとおもうから)

時々人とはこわいものと思うから

(とざすこころ)

閉ざす心

(ひらかずしてもすでにここにいてくれたみたい)

開かずしても既にここに居てくれたみたい

(ぎゅっと)

ギュっと

(おかえりきょうもがんばったねってはぐして)

おかえり今日も頑張ったねってハグして

(はなれないでそのままでいていまへんなかおしてるの)

離れないでそのままでいて　今変な顔してるの

(ばんそうこうはるみたいにくれたきすほど)

絆創膏貼るみたいにくれたキスほど

(あふれちゃうけどかまわずつよめにだきしめてほしい)

溢れちゃうけど　構わず強めに抱きしめて欲しい

(きみのほっぺにうつったきらきらあのひみたほしくらいきれいだったよ)

きみのほっぺに移ったキラキラ　あの日見た星くらいキレイだったよ

(きせきよりもうんめいってよりもひつぜんだってことのうらづけかも)

奇跡よりも運命ってよりも　必然だってことの裏付けかも

(きょうも)

今日も

(みぎほほにのったおもみでねむれない)

右頬に乗った重みで眠れない

(こんなよるがまいにちつづいてもこまらないから)

こんな夜が毎日　続いても困らないから

(ねおきでむくんだふわふわとそのおんどで)

寝起きで浮腫んだふわふわとその温度で

(このさきずっとわたしにだけわらいかけてほしい)

この先ずっと私にだけ笑いかけて欲しい

(あのころみたいにたとえばなしでさえももうしねない)

あの頃みたいに例えば話でさえももう死ねない

(すこしおとなになってしりすぎたわ)

少し大人になって知り過ぎたわ

(いとしくおもえばおもうほどつよくもよわくもなるけど)

愛しく思えば思うほど強くも弱くもなるけど

(せかいがおわってもふたりでいれるとはおもうの)

世界が終わってもふたりでいれるとは思うの

(きみのかたにおちたなみだのしみはーとなのかおしりかももかそれともなんなのか)

きみの肩に落ちた涙のシミ　ハートなのかおしりか桃かそれともなんなのか

(くだらなくないいっしゅんをいっぱいあつめてこのさきずっとそばでわらわせるよ)

くだらなくない一瞬をいっぱい集めて　この先ずっと側で笑わせるよ

(あいしているね)

あいしているね