初心者が上達する打

(なんでみんなねこをかぶっているのだろう。)

なんでみんな猫をかぶっているのだろう。

(がっこうにいったって、まちをあるいていたって、みんなあいそわらいをしている。)

学校に行ったって、街を歩いていたって、みんな愛想笑いをしている。

(なにがたのしいのだろう。)

何が楽しいのだろう。

(みんなはいうんだ、ねこをかぶらないとともだちができないって、)

みんなは言うんだ、猫を被らないと友達ができないって、

(まわりからひとがいなくなるって、じんせいがおわってしまうって。)

周りから人がいなくなるって、人生が終わってしまうって。

(でもさ、まわりのためにいいこにしてほんとうのじぶんをおくに)

でもさ、周りのためにいい子にして本当の自分を奥に

(おしこみながらいきるじんせいってたのしいのかな。)

押し込みながら生きる人生って楽しいのかな。

(じんせいがおわることより、じんせいがたのしくないほうがよっぽどぼくはいやだけどね。)

人生が終わることより、人生が楽しくない方がよっぽど僕は嫌だけどね。

(おとなはいう、あなたのじんせいよ、あなたのすきなようにいきなさい、と。)

大人は言う、あなたの人生よ、あなたの好きなように生きなさい、と。

(そんなこといわれなくたってぼくはぼくのせかいをいきているし、しかもねこをかぶ)

そんなこと言われなくたって僕は僕の世界を生きているし、しかも猫を被

(りながらいきているおとなのいうことなんてなんできかなきゃいけないの？)

りながら生きている大人の言うことなんてなんで聞かなきゃいけないの？

(おとなはいう、なまいきだって。)

大人は言う、生意気だって。

(なんでなまいきがあくなの？おまえのようにひとのめをきにしながらやりた)

なんで生意気が悪なの？おまえのように人の目を気にしながらやりた

(くもないことをえがおでやっててなにがたのしい？)

くもないことを笑顔でやってて何が楽しい？

(べつにじぶんがえらいなんておもってないし、)

別に自分が偉いなんて思ってないし、

(「おまえじぶんのことえらいとおもっているでしょ」っていってる)

「お前自分のこと偉いと思っているでしょ」って言ってる

(じぶんによってるだけでしょおまえが。)

自分に酔ってるだけでしょお前が。

(ひとりひとりにひとりひとりのじんせいがあってそれぞれのいきかたがある。)

一人一人に一人一人の人生があってそれぞれの生き方がある。

(ねこをかぶっていたいならべつにそれでいいけど、)

猫を被っていたいなら別にそれでいいけど、

(やりたいことがあるならやったほうがいいじゃん。)

やりたいことがあるならやった方がいいじゃん。

(ぼくたちってさ、いつかしんじゃうんだよ。)

僕たちってさ、いつか死んじゃうんだよ。

(それなのにわかってないふりして、またきょうをむだにして。)

それなのにわかってないふりして、また今日を無駄にして。

(こんなことばも、すぐにわすれちゃうかもしれないけどさ、)

こんな言葉も、すぐに忘れちゃうかもしれないけどさ、

(いまおぼえてるあいだはすきなことしていきようよ。)

今覚えてる間は好きなことして生きようよ。

(ほかのひとになにいわれたって、そんなのむりだってとめられたって、)

他の人に何言われたって、そんなの無理だって止められたって、

(じぶんのやりたいことをやらなくてなにがじんせいだ。)

自分のやりたいことをやらなくて何が人生だ。

(はーどるなんてこえるだけがまえにすすむほうほうじゃないんだよ。)

ハードルなんて超えるだけが前に進む方法じゃないんだよ。

(いっこのしてんからみてるだけのおまえになにがわかるっていうんだ。)

一個の視点から見てるだけのお前に何がわかるって言うんだ。

(ぼくはやるよ、ばかにされたとしても。)

僕はやるよ、馬鹿にされたとしても。

(ぼくはいくよ、たとえけわしかったとしても。)

僕は行くよ、たとえ険しかったとしても。

(きみは、どうする？)

君は、どうする？