残り風
歌詞(問題文)
(もうにどともどれないとしる)
「もう二度と戻れない」と知る
(なみだでにじんだみちをあるいてほんとうはすこしだけみえていたあすをきにした)
涙で滲んだ道を歩いて本当は少しだけ見えていた明日を気にした
(ありふれるそのことばだけどふいになにかをしんじてみたいの)
有り触れるその言葉だけどふいに何かを信じてみたいの
(いつかまためぐりあうのだとひそかにちかう)
いつかまた巡り逢うのだと秘かに誓う
(きがつけばもうみえぬおもかげをさがす)
気がつけばもう見えぬ面影を探す
(いちどなくしたひびはどこどこ)
一度無くした日々は何処?何処?
(さきほこれいのちのはなりんとしてこのこころこがして)
咲き誇れ命の花 凛としてこの心焦がして
(ふきやまぬはのこりかぜあのひをおしむようにながれてあすへと)
吹きやまぬは残り風 あの日を惜しむように流れて明日へと
(てさぐりでつかんではきえるまいにちのはかなさにもきづいて)
手探りで掴んでは消える毎日の儚さにも気付いて
(あいまいなあたしをこわしてしずかにめをとじる)
曖昧なあたしを壊して 静かに瞳を閉じる
(こうかいがさりゆくきぼうでそれをしってもあさひをみたいの)
後悔が去り行く希望で それを知っても朝日を見たいの
(いまつよくいきてゆくのだとたしかにねがう)
今強く生きて行くのだと確かに願う
(ひとところにとどまるこわさをみつけてふみだしたとき)
ひとところに留どまる恐さを見つけて踏み出した時
(きみはどこどこ)
君は何処?何処?
(めぐりゆくはこのこころこはるびのいぶきへとよりそえど)
巡りゆくはこの心 小春日の息吹へと寄り添えど
(ながるるなみだきえずにひとひらのかぜをまといながれてきみへと)
流るる涙消えずにひとひらの風を纏い 流れて君へと
(ふわりうかぶかぜいまはみえないけどたしかにみえたのひとえのかざあと)
ふわり浮かぶ風 今は見えないけど 確かに見えたの一重の風跡
(きみがなにかつたえたのあたしがいまつたえるの)
君が何か伝えたの? あたしが今伝えるの?
(ほしかったこたえはいまいま)
欲しかった答えは 今 今…
(ときみちてみえたこころいまいくよかわらないあたしで)
時間 満ちて見えた心 今行くよ 変わらないあたしで
(ひびきあうこえことのはひかりをはなつようにとどけかなたへ)
響き合う声 言の葉 光を放つように 届け彼方へ
(さきほこれいのちのはなりんとしてこのこころをこがして)
咲き誇れ命の花 凛としてこの心を焦がして
(ふきやまぬはのこりかぜあのひをおしむようにながれてあすへと)
吹きやまぬは残り風 あの日を惜しむように流れて明日へと