リフレクトメモリー

(きみとねがったせかいがあった)

キミと願った世界があった

(きみとえがいたゆめがあった)

キミと描いた夢があった

(きみとむすんだやくそくのことばはやみにとんでいった)

キミと結んだ約束の言葉は闇に飛んでいった

(せかいはぼくらをきらった)

世界はボクらを嫌った

(なんどくりかえしてはわらった)

何度繰り返しては嗤った

(きっとこれがうんめいってもんだろう)

きっとこれが運命ってもんだろう

(えいえんをといて)

永遠を解いて

(もうちょっといっしょにいたくて)

もうちょっと一緒にいたくて

(せいじゃくをだいて)

静寂を抱いて

(もうちょっとふれあっていたくて)

もうちょっと触れ合っていたくて

(これでよかったんだ)

これでよかったんだ

(とどかないめもりー)

届かないメモリー

(とどかないいのり)

届かない祈り

(くずれそうなせかいで)

崩れそうな世界で

(きらきらかがやくほしのつぶがふたりをてらす)

きらきら輝く星の粒が二人を照らす

(そのひかりはいばしょとなって)

その光は居場所となって

(てをはなせばおわりのそらがうつった)

手を離せば 終わりの宙が映った

(むねがいたんだ)

胸が痛んだ

(いつかのあのばしょで)

いつかのあの場所で

(きみをさがしてるずっと)

キミを探してる　ずっと

(にじんだめもりー)

滲んだメモリー

(たしかにそこにきおくはあって)

確かにそこに記憶はあって

(たいせつななにかだけなくって)

大切な何かだけなくって

(わずかにのこったきもちのかけらが)

わずかに残った気持ちの欠片が

(もどかしかった)

もどかしかった

(だれかがよんでるきがした)

誰かが呼んでる気がした

(なつかしいようなやさしさが)

懐かしいような優しさが

(つつんでくれているきがした)

包んでくれている気がした

(ぐうぜんよそおって)

偶然装って

(もういっかいことばをきざんで)

もう一回 言葉を刻んで

(くうそうをつかんで)

空想を掴んで

(もういっかいかんじょうをそそいで)

もう一回 感情を注いで

(それじゃだめだった)

それじゃダメだった

(とどけたいめもりー)

届けたいメモリー

(とどけたいねがい)

届けたい願い

(くずれそうなせかいで)

崩れそうな世界で

(きらきらまたたくこのほしぞら)

きらきら瞬くこの星空

(ふたりをつなぐそのおもいはせいざとなって)

二人を繋ぐその想いは星座となって

(めをあわせた)

目を合わせた

(そのときあいはうつった)

その時愛は映った

(きみがすきだった)

「キミが好きだった。」

(さいごにこのばしょで)

最後にこの場所で

(きぼうをねがってるずっと)

希望を願ってる ずっと

(ふたりのめもりーふたりのきせき)

二人のメモリー　二人の軌跡

(わすれないから)

忘れないから