君を呼ぶ場所/木村佳乃

(ぼくのたいせつなゆめをふたりであるきつづけた)

僕の大切な夢をふたりで歩き続けた

(さんぽみち、つまづくきみ)

散歩道、つまづく君

(むじゃきなこえがいまもひびいてるよ)

無邪気な声が今も響いてるよ

(すなおになりたい)

素直になりたい

(すなおになりたかった)

素直になりたかった

(はなしたいことがもっとあったよ)

話したいことがもっとあったよ

(かたをふるわせてなきそうなきみがまだ)

肩を震わせて泣きそうな君がまだ

(ぼくのなかでぼくをよびとめるんだ)

僕の中で僕を呼び止めるんだ

(かぜにのせてうたうとりになりたい)

風に乗せて歌う鳥になりたい

(そらにうかぶじゆうなくもになりたい)

空に浮かぶ自由な雲になりたい

(きみはさがしものをみつけにゆくんだね)

君は探し物を見つけに行くんだね

(ちがうせかいへ)

違う世界へ

(きれいだってわらうきみをみたくて)

綺麗だって笑う君を見たくて

(ぼくのいろでつよくまもりたいだけ)

僕の色で強く守りたいだけ

(もしもきずついてもまよわずあいせる)

もしも傷ついても迷わず愛せる

(きみにあいたいだけさ)

君に会いたいだけさ

(ふたりゆびきりしたひを、あのひみあげたけしきを)

二人指切りした日を、あの日見上げた景色を

(ひとひらもこぼさないで)

一片もこぼさないで

(きみをまねしてわらいかけてみたよ)

君をまねして笑いかけてみたよ

(おんなじせかいをきみとみていたかった)

おんなじ世界を君とみていたかった

(なみだのしずくもはなのにおいも)

涙の雫も花の匂いも

(きみだけがぼくをうけとめてくれたよね)

君だけが僕を受け止めてくれたよね

(ひとみのおくさいたこのいろどりを)

瞳の奥咲いたこの彩を

(きみのもとへ)

君のもとへ

(なんどでもやくそくのばしょで)

何度でも約束の場所で

(きみのそのてをまってるからね)

君のその手を待ってるからね

(かぜにのせてうたうとりになりたい)

風に乗せて歌う鳥になりたい

(そらにうかぶじゆうなくもになりたい)

空に浮かぶ自由な雲になりたい

(きっとどこにいてもつながってるんだよ)

きっとどこにいても繋がってるんだよ

(えがくせかいで)

描く世界で

(うれしそうにはしゃぐきみをみたくて)

嬉しそうにはしゃぐ君を見たくて

(さびしそうにゆらぐきみとみたくて)

寂しそうに揺らぐ君と見たくて

(ぼくはさがしものをみつけていたんだよ)

僕は探し物を見つけていたんだよ

(きみのせかいで)

君の世界で

(さくらいろにわらうきみのとなりで)

桜色に笑う君の隣で

(おなじみちをあるきつづけたいだけ)

同じ道を歩き続けたいだけ

(ぼくはただひとつをこころでよんでる)

僕はただひとつを心で呼んでる

(きみにあいたいだけさ)

君に会いたいだけさ

(きみにあいたいだけさ)

君に会いたいだけさ

(きみにあいたいだけさ)

君に会いたいだけさ