悲しみはバスに乗って　マカロニえんぴつ

(ぼくならじゅんちょうさしんぱいはいらない)

ぼくなら順調さ　心配は要らない

(たまにかんがえすぎてねむれないよるもあるけど)

たまに考えすぎて眠れない夜もあるけど

(それよりばあちゃんあんたあっちでちゃんとげんき)

それよりばあちゃん、あんたあっちでちゃんと元気？

(あまいものばっかりからだによくないぜ)

甘いものばっかり　身体によくないぜ

(くさらないようにいきてたらいいこともあるもんだ)

腐らないように生きてたらいいこともあるもんだ

(べいびーあいらヴゆー)

「ベイビー、アイラヴユー

(だからｃｒａｚｙなｌｉｆｅをいっしょにどう)

だからCrazyなLifeを一緒にどう？

(びんぼうでくろうばっかかもしれないけれど)

貧乏で苦労ばっかかもしれないけれど」

(ならよろこんで)

「なら、喜んで」

(まだまだまだぼくはあおにさいあかんぼうはいっさい)

まだまだまだぼくは青二歳、赤ん坊は一歳

(なみだでにじむはきゅうりょうめいさい)

涙で滲むは給料明細

(あそういえばきょうはあいつのめいにちだ)

あ。そういえば今日はあいつの命日だ

(なんでしんだんだっけ)

なんで死んだんだっけ

(どうしてしななきゃいけなかったんだろう)

どうして死ななきゃいけなかったんだろう

(かなしみはばすにのってそれで)

悲しみはバスに乗って、それで

(どこでもいいどこかへといこう)

どこでもいい　どこかへと行こう

(このいのちがもえるもくてきはなに)

この命が燃える目的は何？

(ここでもういいきみとなら)

ここで、もういい　きみとなら

(いこういこういこう)

行こう　行こう　行こう

(ぼくならじゅんちょうさしんぱいはいらない)

ぼくなら順調さ　心配は要らない

(ひとのやさしさにふれてさびしくなるくせはなおらないけど)

人の優しさに触れて淋しくなる癖はなおらないけど

(それからかあさんあのねかあさん)

それから母さん、あのね母さん

(あなたのつよさはやっぱまねできないや)

あなたの強さはやっぱ真似できないや

(まだまだぼくははんにんまえせいかつはさんにんまえ)

まだまだぼくは半人前　生活は三人前

(いまになっておもいしるいまになっておもいきる)

今になって思い知る。いま担って思い切る

(これからとりにいくせいじつさや)

これから取りに行く誠実さや

(ようやくとりかえすしんようや)

ようやく取り返す信用や

(ひげきはかねになるからささやくこえがきこえる)

「悲劇は金になるから」囁く声が聞こえる

(ばかいえだれかにうれるもんじゃない)

バカ言え　誰かに売れるもんじゃない

(かなしみはばすにのってそれで)

悲しみはバスに乗って、それで

(どこでもいいどこかへといこう)

どこでもいい　どこかへと行こう

(このいのちがもえつきるのはいつ)

この命が燃え尽きるのはいつ？

(いつでもいいぼくらなら)

いつでもいい　ぼくらなら

(いこういこういこう)

行こう　行こう　行こう

(ありふれたひありあまるひ)

ありふれた日、ありあまる日

(ありきたりなしあわせ)

ありきたりなしあわせ