サヨナラは言わないでさ

(ずっとここでさがしてる)

ずっとここで探してる

(もうこれいじょうくるしまないほうほうを)

もうこれ以上苦しまない方法を

(ってこれでなんどめかな)

ってこれで何度目かな

(つかれたからよるにくるまる)

疲れたから夜に包まる

(ごめんなさい)

ごめんなさい

(ぼくはつよくなれないんだ)

僕は強くなれないんだ

(できればあしたがこないようにいのる)

できれば明日が来ないように祈る

(それだけ)

それだけ

(どうしてもさ)

どうしてもさ

(ないちゃうくらいさ)

泣いちゃうくらいさ

(さみしさのなかにおぼれてしまう)

寂しさの中に溺れてしまう

(しょうじきなさ)

正直なさ

(かんじょうばかりさ)

感情ばかりさ

(とげのようにこころをさすの)

棘のように心を刺すの

(もうなにもさ)

もう何もさ

(いわんでくれよ)

言わんでくれよ

(よるにそまりおよぐすいへいせん)

夜に染まり泳ぐ水平線

(ああぼくはなにもいえない)

嗚呼　僕は何も言えない

(ただそっとかざしている)

ただそっとかざしている

(ひかりのそのむこうに)

光のその向こうに

(あるかわからないけどさ)

あるか分からないけどさ

(あいをしってみたいんだ)

愛を知ってみたいんだ

(すこしだけいきてみたい)

少しだけ生きてみたい

(っておもえるきょうだけ)

って思える今日だけ

(さよならはいわないでさ)

サヨナラは言わないでさ

(すってはいてそれだけでいい)

吸ってはいてそれだけでいい

(そうやってはなんかいめ)

そうやっては何回目

(ここでそろそろ)

ここでそろそろ

(おわりにしようっておもうくらいのじんせいに)

終わりにしようって思うくらいの人生に

(かちをつける)

価値をつける

(だれがだれが？)

誰が　誰が？

(ねぇかわらずあめふった)

ねぇ　変わらず雨降った

(こころにかさをさそう)

心に傘を差そう

(ぬれぬように)

濡れぬように

(いつのまにかきょうがはれるときまで)

いつの間にか今日が晴れる時まで

(つらいくらいさ)

辛いくらいさ

(あたりまえになってさ)

当たり前になってさ

(なにもわからなくなったせいで)

何もわからなくなったせいで

(ぬくもりとかさ)

温もりとかさ

(やさしさにさ)

優しさにさ

(ありがとういえずになみだだけ)

ありがとう言えずに涙だけ

(こんなせかいでよわくてごめんね)

こんな世界で弱くてごめんね

(それでもだきしめられるなら)

それでも抱きしめられるなら

(さいごくらいわらえるように)

最後くらい笑えるように

(おしえてよ)

教えてよ

(じょうずなあるきかた)

上手な歩き方

(みんなとおんなじあるきかた)

みんなとおんなじ歩き方

(ひとりでつまずいたときの)

独りでつまずいた時の

(そのきずぐちのなおしかた)

その傷口の治し方

(いえないことばかりで)

言えないことばかりで

(わかってくれるのはよるだけで)

分かってくれるのは夜だけで

(だからきょうがあけないでって)

だから今日が明けないでって

(ねがっている)

願っている

(それだけだよ)

それだけだよ

(そっとかざしている)

そっとかざしている

(ひかりのそのむこうに)

光のその向こうに

(あるかわからないけどさ)

あるか分からないけどさ

(あいをしってみたいんだ)

愛を知ってみたいんだ

(すこしだけいきてみたい)

少しだけ生きてみたい

(っておもえるまできょうだけ)

って思えるまで今日だけ

(さよならはいわないでさ)

サヨナラは言わないでさ

(すってはいてそれだけでいい)

吸ってはいてそれだけでいい