千年の誓いの果てに
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歌詞(問題文)
(せんねんのちかいのはてに)
千年の誓いの果てに
(ほろびのうんめいおとずれる)
滅びの運命訪れる
(せんねんじゅはつねにみていた)
千年樹は常に見ていた
(ひとがつむいだつみとばつのれきしを)
人が紡いだ罪と罰の歴史を
(むかしむかしくらいもりのおくで)
むかしむかしクライ森の奥で
(であったいぶにこいをした)
出会ったイブに恋をした
(かのじょにぼくはあかいきのみの)
彼女に僕は赤い木の実の
(ありかをおしえてあげたのさ)
在処を教えてあげたのさ
(それがすべてのつみのはじまりだった)
それが全ての罪の始まりだった
(はなたれたななつのひかりを)
放たれた七つの光を
(ときのまどうしが)
時の魔道師が
(おいもとめた)
追い求めた
(じゅうねんのきょうきのはてに)
十年の狂気の果てに
(つみのあくまがうごきだす)
罪の悪魔が動き出す
(とてもちいさくひよわなぼくの)
とても小さく ひ弱な僕の
(こまどりのからだではなにもできなかった)
コマドリの体では なにもできなかった
(ときのまどうしはでしをもとめて)
時の魔道師は弟子を求めて
(ぼくがこうほにえらばれた)
僕が候補に選ばれた
(ひとにてんせいしたそのすがたは)
人に転生したその姿は
(こいしたあのこをもしたもの)
恋したあの娘を模したもの
(そして「ぼく」は「わたし」へとかわった)
そして「僕」は「私」へと変わった
(ひととしていきるよろこびを)
人として生きる喜びを
(すこしずつ)
少しずつ
(わかりはじめていった)
わかり始めていった
(きよわなしょうじょやさしいめしつかい)
気弱な少女 優しい召使
(さまざまなであいをとおして)
様々な出会いを通して
(わすれていたつみのあしおと)
忘れていた 罪の足音
(わたしのはいごにいつのまにかせまっていた)
私の背後にいつのまにか迫っていた
(むねのきょうじんわらうしかくは)
胸の凶刃 嗤う刺客は
(あくのむすめのてさきなのか)
悪ノ娘の手先なのか
(ちからつきたわたしのからだは)
力尽きた私の身体は
(ちいさななえぎにかわっていた)
小さな苗木に変わっていた
(せかいをみまもろうもりのたいじゅとして)
世界を見守ろう 森の大樹として
(ひゃくねんたったあるひのこともりにあらわれたのはあのいぶだった)
百年経ったある日の事 森に現れたのは あのイブだった
(ごひゃくねんのそうらんのはてに)
五百年の騒乱の果てに
(「わたし」は「わたし」とさいかいする)
「私」は「私」と再会する
(ときのまどうしはいぶをとりこみ)
時の魔道師は イブを取り込み
(やがてすべてはとあるひとつのふんぬへ)
やがて全てはとある一つの憤怒へ
(ちちをにくんだふこうなねめしすは)
父を憎んだ不幸なネメシスは
(いつしかせかいのおうとなった)
いつしか世界の王となった
(そしてかのじょはせかいをもにくみ)
そして彼女は 世界をも憎み
(すべてを「ばつ」のほのおでつつんだ)
全てを「罰」の 炎で包んだ
(それがすべてのつみのしゅうえんだった)
それが全ての罪の終焉だった
(こうやとかしたせかいでもわたしのこころはまだそこにある)
荒野と化した世界でも 私の心は まだそこにある
(せんねんのちかいのはてに)
千年の誓いの果てに
(ほろびのうんめいおとずれる)
滅びの運命訪れる
(せんねんじゅはつねにみていた)
千年樹は常に見ていた
(ひとがつむいだつみとばつのれきしを)
人が紡いだ罪と罰の歴史を
(せんねんのちかいをこえて)
千年の誓いを超えて
(いまこそうたおうみなとともに)
今こそ歌おう皆と共に
(そしてせかいはうまれかわる)
そして世界は生まれ変わる
(きみらがのぞむそれぞれのゆーとぴあへ)
君らが望む それぞれのユートピアへ