推しの子/FULLMOON

(しろくまぶしく)

白く眩しく

(あなたのこころをうばう)

あなたの心を奪う

(ひかりになりたい)

光になりたい

(おもいきりうでひろげれば)

思い切り腕広げれば

(おもうままのどふるわせれば)

思うまま喉震わせれば

(だれよりあかるくかがやきはじめる)

誰より明るく輝き始める

(ものがたりはいつでもおもうがまま)

物語はいつでも思うがまま

(ながしたなみだたちちらばるまんてんのよぞら)

流した涙達散らばる満天の夜空

(きょうはｆｕｌｌｍｏｏｎ)

今日はFull moon

(せかいじゅうだれもが)

世界中誰もが

(ぞらみあげてるとうめいすみきったぶたい)

空見上げてる　透明　澄み切った舞台

(ほしのふるよるあなたにいちばんとどくまんげつのひかり)

星の降る夜　あなたに一番届く　満月の光

(しろくまぶしくあなたのこころをうばう)

白く眩しく　あなたの心を奪う

(ひかりになりたい)

光になりたい

(きづけばしたをむくこと)

気づけば下を向くこと

(だんだんふえてきたけれど)

段々増えてきたけれど

(すいめんがうつしたそのすがたかわらず)

水面が写したその姿変わらず

(「ここにいるよ」とかがやきゆれていた)

「ここにいるよ」と輝き揺れていた

(ながしたなみだたちひとつもむだになんてしない)

流した涙達ひとつも無駄になんてしない

(きょうはｆｕｌｌｍｏｏｎ)

今日はFull moon

(せかいじゅうだれもが)

世界中誰もが

(ぞらみあげてるとうめいすみきったぶたい)

空見上げてる　透明　澄み切った舞台

(とおくてをふる)

遠く手を振る

(あなたのことよくみえる)

あなたのことよく見える

(このばしょにいたい)

この場所にいたい

(せがのびれば)

背が伸びれば

(けしきもかわる)

景色も変わる

(それでもずっとかわらないおもい)

それでもずっと変わらない思い

(さけんでゆくわすれないように)

叫んでゆく　忘れないように

(ここにいることきづいてほしいから)

ここに居ること気づいてほしいから

(いまのわたしをみつけてほしいから)

今の私を見つけてほしいから

(なんどかけてもふたたびみちてかがやく)

何度欠けても再び満ちて輝く

(あのつきのように)

あの月のように

(きょうはｆｕｌｌｍｏｏｎ)

今日はFull moon

(せかいじゅうだれもが)

世界中誰もが

(ぞらみあげてるとうめいすみきったぶたい)

空見上げてる　透明　澄み切った舞台

(ほしのふるよる)

星の降る夜

(あなたにいちばんとどくまんげつのひかり)

あなたに一番届く　満月の光

(しろくまぶしくあなたのこころをうばう)

白く眩しく　あなたの心を奪う

(よぞらのひかりになりたい)

夜空の光になりたい