木枯らしセンティメント

(りゆうさえもわすれてたなみだで)

理由さえも　忘れてた　涙で

(こおりついたおもいではきれいで)

凍りついた　想い出は　綺麗で

(あのきせつとおんなじこがらしが)

あの季節と　同じ　木枯らしが

(ふたりのじかんをいままきもどす)

二人の時間を　今　巻き戻す

(かんちがいいちじのきのまよい)

勘違い　一時の気の迷い

(ありふれたせんちめんたりずむ)

ありふれた　感傷ごっこ

(えいえんにみつからないせつな)

永遠に　みつからない　刹那

(もういちどもうにどといえないことばは)

もう一度　もう二度と　云えない　言葉は

(おさないままやさしいままかじかんだきおく)

幼いまま　優しいまま　悴んだ記憶

(もういちどもうにどといわないこたえも)

もう一度　もう二度と　云わない　答えも

(かなしいままかわいいままぬくもりだけおきわすれて)

哀しいまま　可愛いまま　ぬくもりだけ　置き忘れて

(よあけまえのいっしゅんのせいじゃく)

夜明け前の　一瞬の静寂

(みみのなかをきおくがしはいする)

耳の中を　記憶が支配する

(そのせなかにあのときつぶやいた)

その背中に　あの瞬間　呟いた

(とどくことのなかったらぶれたーきこえないふりをしたらぶれたー)

届くことのなかった恋文　聴こえないふりをした恋文

(すれちがいふりむくこともなく)

すれ違い　振り向くこともなく

(えらんだものがたりのつづきは)

選んだ　物語の続きは

(きょうというあなたじゃないみらい)

今日という　あなたじゃない　未来

(もういちどもうにどといえないことばは)

もう一度　もう二度と　云えない　言葉は

(おさないままやさしいままかじかんだきおく)

幼いまま　優しいまま　悴んだ記憶

(もういちどもうにどといわないこたえも)

もう一度　もう二度と　云わない　答えも

(かなしいままかわいいままぬくもりだけおきわすれて)

哀しいまま　可愛いまま　ぬくもりだけ　置き忘れて

(もういちどもうにどといえないことばは)

もう一度　もう二度と　云えない　言葉は

(おさないままやさしいままかじかんだきおく)

幼いまま　優しいまま　悴んだ記憶

(もういちどもうにどといわないこたえも)

もう一度　もう二度と　云わない　答えも

(かなしいままかわいいままぬくもりだけおきわすれて)

哀しいまま　可愛いまま　ぬくもりだけ　置き忘れて

(もういちどもうにどといえないことばは)

もう一度　もう二度と　云えない　言葉は

(おさないままやさしいままかじかんだきおく)

幼いまま　優しいまま　悴んだ記憶

(もういちどもうにどといわないこたえも)

もう一度　もう二度と　云わない　答えも

(かなしいままかわいいままぬくもりだけおきわすれて)

哀しいまま　可愛いまま　ぬくもりだけ　置き忘れて