春霞、霾風に靉靆く
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歌詞(問題文)
(はてしないゆめをみていたようだ)
果てしない夢を見ていたようだ
(ひばりよめさめどこへいく)
雲雀よ目醒め 何処へ行く
(すなにまみれゆきどけをねがいながら)
砂に塗れ 雪解けを願いながら
(はるをさがして)
春を探して
(きのうをすててあすをこばんで)
昨日を棄てて 明日を拒んで
(いまをみうしなった)
現在を見失った
(にじんだわたしははるがすみ、あいたいと)
滲んだ私は春霞、靉靆と
(ゆらぐそらのした)
揺らぐ空の下
(それぞれのみちをすすむときめたはずなのに)
それぞれの道を進むと決めたはずなのに
(どうしてこんなつばさじゃとべるものか)
どうして こんな片翼じゃ飛べるものか
(つめたいわたしとあたたかいきみの)
冷たい私と暖かい君の
(しゅうそくせんであめがふる)
収束線で雨が降る
(はるかあしおとはとおざかってゆく)
遥か足音は遠ざかってゆく
(いてついたじゅひょうがめぶくために)
凍てついた樹氷が芽吹くために
(いまわたしになにができる)
今 私に何が出来る
(つくられたあったかさでもかまわない)
作られた暖かさでも構わない
(はるになれたら)
春になれたら
(きせつはまたないおいかけるんだ)
季節は待たない 追いかけるんだ
(けっしてねむらぬように)
決して眠らぬように
(かこをびかしてふみだせなくなるまえに、とぼう)
過去を美化して 踏み出せなくなる前に、飛ぼう
(かすむしかいおとのないせかい)
霞む視界 音のない世界
(めをそむけてみみふさいで)
目を背けて 耳塞いで
(ひとりへやのなかでないていた)
一人 部屋の中で泣いていた
(つめたいわたしとあたたかいきみの)
冷たい私と暖かい君の
(しゅうそくせんではなはさく)
収束線で花は咲く
(はるのあしおとにみみをすませてみた)
春の足音に耳を澄ませてみた
(おなじそらのしたおなじきせつを)
同じ空の下 同じ季節を
(ふきぬけるかぜのたよりよとどけて)
吹き抜ける風の便りよ 届けて
(どんなとおくにはなれていても)
どんな遠くに離れていても
(なみだをぬぐってひかりさすほうへ)
涙を拭って 光差す方へ
(せいめい、しかいはすみわたる)
清明、視界は澄み渡る
(はるかみらいへとてをひくきみがいる)
遥か未来へと手を引く君がいる
(そのさきへと・・・)
その先へと…
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