NAЯAKA

(すたれたまぼろのはざまで)

廃れた幻の狭間で

(けものたちのどうこくひびきわたる)

獣達の慟哭響き渡る

(こころをなでるびゃくだんの)

心を撫でる白檀の

(かおりにひきよせられまよいこむ)

香りに引き寄せられ 迷い込む

(いくどもさいなんだきずあと)

幾度も苛んだ傷痕

(むひょうじょうでからだをむしばんでゆく)

無表情で躰を蝕んでゆく

(そこにはよろこびもなくて)

其処には 喜びも失くて

(ただくるしみにもだえいきるだけ)

ただ苦しみに悶え 生きるだけ

(しゃくねつのとびら)

灼熱の扉 ＜Underworld Gate＞

(おとをたてひらく)

音を立て開く ＜Underworld Gate＞

(あしゅらのねんもなにもかもやいてしまえ)

阿修羅の念も 何もかも焼いてしまえ

(ならくかいたみとやみにつつまれたせかい)

那落迦 痛みと闇に包まれた世界

(ひあいのかずだけもえさかるほのお)

悲哀の数だけ燃え盛る焔

(ひかりはかいやぐらのようにはかない)

光は蜃気楼のように儚い

(いちやのゆめきらめくせつなをいだいた)

一夜の夢 煌めく刹那を抱いた

(せせらぐさんずのほとりで)

せせらぐ三途の畔で

(つたえたかったかんじょうはふりいく)

伝えたかった感情 葬り逝く

(なくしてしまったことばは)

失くしてしまった言葉は

(たましいにきざまれているはずさ)

魂に刻まれているはずさ

(こどくのぜんせを)

孤独の前世を ＜Your Destiny＞

(きりさいてあげる)

切り裂いてあげる ＜Your Destiny＞

(かこのきおくもなにもかもすててしまえ)

過去の記憶も 何もかも捨ててしまえ

(みょうはねどりおうごんのつばさではばたいてく)

妙翅鳥 黄金の翼で羽ばたいてく

(おおぞらにたかくまいあがるひのこ)

大空に高く舞い上がる火の粉

(ひかりはみずからはなちゆくもの)

光は自ら放ちゆくもの

(いちやのゆめめばえたとうかいだいて)

一夜の夢 芽生えた灯火抱いて

(ならくかいたみとやみにつつまれたせかい)

那落迦 痛みと闇に包まれた世界

(ひあいのかずだけもえさかるほのお)

悲哀の数だけ燃え盛る焔

(ひかりはかいやぐらのようにはかない)

光は蜃気楼のように儚い

(いちやのゆめきらめくせつなをいだいた)

一夜の夢 煌めく刹那を抱いた

(めいふできみと)

冥府で君と