雪は何色

(からんころん)

からん ころん

(いつかぶつけあいじゃれたけっしょう)

いつか ぶつけ合い戯れた 結晶

(もえるようにきれいな)

燃えるように綺麗な

(ひとみもようをずっとみていた)

瞳模様をずっと見ていた

(まざりあっていくんだ)

混ざり合っていくんだ

(ふいにかがやきだすんだ)

不意に輝き出すんだ

(ひょっとしなくたって)

ひょっとしなくたって

(わたしのこころだから)

私の心だから

(わかっちゃうんだよ)

分かっちゃうんだよ

(きょうゆきどけをかけたんだ)

今日 雪解けを駆けたんだ

(きょうきみをすきになったんだ)

今日 君を好きになったんだ

(おかしいよね)

可笑しいよね

(なんでもないままのふうけい)

何でもないままの 風景

(そのいちびょういちるに)

その一秒一縷に

(ふたりのきっかけをさがしてるおもってる)

二人のきっかけを 探してる 想ってる

(ｓｎｏｗなにいろにもあせない)

snow 何色にも褪せない

(ｓｎｏｗましろなおもいでを)

snow 真白な思い出を

(おもいでだけ)

思い出だけ？

(まだいえないよ)

まだ 言えないよ

(ふれられないよ)

触れられないよ

(がらすだまのうちがわ)

ガラス玉の内側

(ゆれるようにひかる)

揺れるように光る

(ひとみもようをもっとおしえて)

瞳模様をもっと 教えて

(わすれないよずっとずっと)

忘れないよ ずっと ずっと

(そんなことしんぱいしていないの)

そんなこと 心配していないの

(うつくしいふゆのとうめいを)

美しい冬の透明を

(あとなんかいつたえあえる)

あと何回 伝え合える？

(いつまでそこにいてくれる)

いつまで そこに居てくれる？

(かわってゆくまちかぜのにおい)

変わってゆく街風の匂い

(かわれないわたしはいやだよ)

変われない私は 嫌だよ

(とどかないならふみださなくちゃ)

届かないなら踏み出さなくちゃ

(なにいろになれるかなわたしたち)

何色になれるかな私たち

(もうゆきどけをしったんだ)

もう 雪解けを知ったんだ

(もうきみをすきになったんだ)

もう 君を好きになったんだ

(おかしいよね)

可笑しいよね

(なんでもないふりのふうけい)

何でもないふりの 風景

(そのいちびょういちるに)

その一秒一縷に

(ふたりのきっかけをおもったよきめたよ)

二人のきっかけを 想ったよ 決めたよ

(ｓｎｏｗすてきないろになるよ)

snow 素敵な色になるよ

(ｓｎｏｗはるをつげるような)

snow 春を告げるような

(おもいでじゃなくて)

思い出じゃなくて…

(いまからはなすよ)

今から 話すよ