STAR

(でんわのなかでみつめるぼくらなきそうなきみのこえはすぐあかるいこえにかわる)

電話の中で見つめる僕ら　泣きそうな君の声はすぐ　明るい声に変わる

(とけいのはりをはやまわしにしていますぐあいにいけたならたんじゅんなのに)

時計の針を早回しにして　今すぐ会いに行けたなら単純なのに

(だいじょうぶがくちぐせなのはもうきづいてるいつもごまかすように)

「大丈夫」が口癖なのは　もう気付いてる　いつもごまかすように

(たくさんしゃべるから)

たくさんしゃべるから

(あとすこしあとすこしだけこのでんわのなかのじかんだけはとめられるかな)

あと少し　あと少しだけ　この電話の中の時間だけは　止められるかな

(あしたからのおもいでがあのよぞらをうめつくすまでふたりでなんどもみあげる)

明日からの思い出が　あの夜空を埋め尽くすまで　二人で何度も見上げる

(ながれぼしがほほをつたうからきえていくまに)

流れ星が頬を伝うから　消えていく間に

(きみのなまえこえにだしてたぼくのねがいごとかなうように)

君の名前　声に出してた　僕の願い事　叶うように

(みらいからながめればいつもぼくらひらいたとびらにきづかずになやんでたちどまり)

未来から眺めればいつも　僕ら開いた扉に気付かずに　悩んで立ち止まり

(なにひとつなにひとつさえもまだかなえてないけどきみといまふみだせるかな)

何一つ　何一つさえも　まだ叶えてないけど君と今　踏み出せるかな

(ぼくのぽけっとにゆれるきみからのいつもとはちがうことばがじかんをすすめた)

僕のポケットに揺れる　君からのいつもとは違う　言葉が時間を進めた

(せかいじゅうのよぞらにうかぶだれかのねがい)

世界中の夜空に浮かぶ　誰かの願い

(やさしくともすひかりになるきみのこえのように)

優しく灯す光になる　君の声のように

(かいさつぬけてとびのるとゆれるまどのむこうきみのことばうかべ)

改札抜けて飛び乗ると　揺れる窓の向こう　君の言葉　浮かべ

(ぼくらのいえのきょりこえる)

僕らの家の距離　超える

(ひとごみすぐにきみをみつけいつものほほえみかわりだし)

人混み　すぐに君を見つけ　いつもの微笑み変わり出し

(いまにもなきそうなこえでながれぼしがこぼれおちた)

今にも泣きそうな声で　流れ星がこぼれ落ちた

(いまふたりのねがいを)

今　二人の願いを

(ぼくのなまえをよんでくれるそのこえだけは)

僕の名前を呼んでくれる　その声だけは

(どこにいてもみつめてくれるはなさないよ)

どこにいても　見つめてくれる　離さないよ

(ながれぼしがほほをつたうからきえていくまに)

流れ星が頬を伝うから　消えていく間に

(きみのなまえこえにだしてたぼくのねがいごとかなうように)

君の名前　声に出してた　僕の願い事　叶うように