目隠し

(ねえそんなこといってたっけってきみ)

ねえ そんな事 言ってたっけ？って君

(まるくしためこんやうつす)

丸くした目 今夜映す

(ねえそんなこといまはいいのってきみ)

ねえ そんな事 今はいいのって君

(こころまでめかくしをして)

心まで目隠しをして

(くらやみだからみえるせかいへ)

暗闇だから見える世界へ

(だんだんもうかそくしていく)

だんだんもう加速していく

(こきゅうこどうすべてべつのものみたいに)

呼吸 鼓動 全て別の物みたいに

(だんだんもうかそくしていく)

だんだんもう加速していく

(りずむをきざんでもどらない)

リズムを刻んで戻らない

(どれすきかざるひとのかたのすきま)

ドレス着飾る人の肩の隙間

(はじまりはそのときにまるで)

始まりはその時にまるで

(わかればなしちょくごのような)

別れ話 直後の様な

(つめたいしせんにひきとめられた)

冷たい視線に引き止められた

(ことばじゃおそすぎるから)

言葉じゃ遅すぎるから

(ねえそんなこといってたっけってきみ)

ねえ そんな事 言ってたっけ？って君

(まるくしためこんやうつす)

丸くした目 今夜映す

(ねえそんなこといまはいいのってきみ)

ねえ そんな事今はいいのって君

(こころまでめかくしをして)

心まで目隠しをして

(あいしてるなんてことばで)

愛してるなんて言葉で

(ぼくをためしていただけでもいい)

僕を試していただけでもいい

(ちらばったひんとたよりに)

散らばったヒント頼りに

(きみのこころさがしているんだ)

君の心 探しているんだ

(だれもとめることはできない)

誰も止める事は出来ない

(だんだんもうとけはじめている)

だんだんもう溶け始めている

(こきゅうこどうすべてきみのものみたいに)

呼吸 鼓動 全て君の物みたいに

(だんだんもうとけはじめている)

だんだんもう溶け始めている

(すがたをかえてもどらない)

姿を変えて戻らない

(においをたよりにきみをさがした)

匂いを頼りに君を探した

(いきついたへやでとけいをおとして)

行き着いた部屋で時計を落として

(まちくたびれたときみはわらう)

待ちくたびれたと君は笑う

(ことばじゃおそすぎるから)

言葉じゃ遅すぎるから

(ことばじゃおそすぎるから)

言葉じゃ遅すぎるから

(ねえそんなこといってたっけってきみ)

ねえ そんな事 言ってたっけ？って君

(まるくしためこんやうつす)

丸くした目 今夜映す

(ねえそんなこといまはいいのってきみ)

ねえ そんな事 今はいいのって君

(こころまでめかくしをして)

心まで目隠しをして

(あいしてるなんてことばで)

愛してるなんて言葉で

(ぼくをためしていただけでもいい)

僕を試していただけでもいい

(ちらばったにおいたよりに)

散らばった匂い頼りに

(きみのこころさがしているんだ)

君の心探しているんだ

(だれもとめることはできない)

誰も止める事は出来ない

(あいしてるよあなただけってきみ)

愛してるよ あなただけって君

(うるんだめぼくをうつしだす)

潤んだ目 僕を映し出す

(わたしのいばしょはあなただけ)

私の居場所はあなただけ

(たしかめるためにべつのところへ)

確かめる為に別の所へ

(みたされないきみへのおもい)

満たされない君への思い

(なのにきみをもとめるときに)

なのに君を求める時に

(あこがれてたじぶんに)

憧れてた自分に

(なれたきがしてしかたないんだ)

なれた気がして仕方ないんだ

(だからとめることはできない)

だから止める事は出来ない

(くらやみだからみえるせかいへ)

暗闇だから見える世界へ