永劫ラビリンス

(さまよえるつきよに)

彷徨える月夜に

(まよいこんだこひつじ)

迷い込んだ子羊

(ふらふらりまだみぬきみをさがす)

フラフラリまだ見ぬ君を探す

(なりひびくへきれき)

鳴り響く霹靂

(せつなをひきさいた)

刹那を引き裂いた

(かげすらすべてけしさるように)

影すら全て消し去るように

(たどりついたあかつきには)

辿り着いた暁には

(はてなきむげんのあいを)

果てなき無限の愛を

(ちかづくたびふたりとけていく)

近づく度フタリ溶けていく

(ねぇあいしてもっとあいして)

ねぇ愛してもっと愛して

(まよわないように)

迷わないように

(いきつくさきはりそうきょう)

行き着く先は理想郷

(とわにつづくふぁんたじあ)

永遠に続くファンタジア

(りょうのてをかさねてきみへとささぐ)

両の手を重ねて君へと捧ぐ

(うんめいのおとなりやまないらびりんす)

運命の音鳴り止まないラビリンス

(かすみいくしかいに)

霞み逝く視界に

(うすれいくじそんしん)

薄れ逝く自尊心

(くらくらりまだみぬきみにすがる)

クラクラりまだ見ぬ君に縋る

(むねのおくにひそむ)

胸の奥に潜む

(あいまいなきゅうさい)

曖昧な救済

(かげすらすべてみちびくようで)

影すら全て導くようで

(いろあせたついおくに)

色褪せた追憶に

(ひびくようなさんびかを)

響くような賛美歌を

(まほうのようにふたりとけていく)

魔法のようにフタリ溶けていく

(ねぇあいしてもっとあいして)

ねぇ愛してもっと愛して

(はなれないように)

離れないように

(ゆめにまででたえそらごと)

夢にまで出た絵空事

(いまにつづくふぁんたじあ)

現実に続くファンタジア

(りょうのてをかかげてきみへといのる)

両の手を掲げて君へと祈る

(せんれいのこえなりやまないらびりんす)

洗礼の声鳴り止まないラビリンス

(なんかいでとうめいな)

難解で透明な

(げんそうのぱずるかきあつめてく)

幻想のパズル掻き集めてく

(さいごのひとかけらもとめて)

最後の一欠片求めて

(ねぇあいしてもっとあいして)

ねぇ愛してもっと愛して

(であえるように)

出逢えるように

(しずむことないつきのもと)

沈むことない月の下

(ねがうきみとのときを)

願う君との時間を

(あいしてもっとあいして)

愛してもっと愛して

(はなさないように)

離さないように

(やくそくのちでみらいえいごうのひびを)

約束の地で未来永劫の日々を

(ねぇあいしてもっとあいして)

ねぇ愛してもっと愛して

(まよわないように)

迷わないように

(いきつくさきはりそうきょう)

行き着く先は理想郷

(きみとつづくふぁんたじあ)

君と続くファンタジア

(りょうのてをかさねてあすへとささぐ)

両の手を重ねて明日へと捧ぐ

(しょうがいだれもここをおかさないように)

生涯誰も此処を犯さないように

(うんめいのおとなりやまないらびりんす)

運命の音鳴り止まないラビリンス