結／wacci

(ふたりでみがいたまどごしのそらをすわりこんでみあげていた)

二人で磨いた　窓越しの空を　座り込んで見上げていた

(なにもないへやにしみこむひだまりゆかをならしたくすりゆび)

何もない部屋に　染み込む陽だまり　床を鳴らした薬指

(ふざけてふたりせいざをしてみつゆびそろえてわらったどうぞよろしくね)

ふざけて二人　正座をして　三つ指そろえて笑った「どうぞよろしくね」

(だれよりもなによりもあなたをおもっています)

誰よりも　何よりも　あなたを思っています

(ことばのなかになんぜんなんまんのこいをつめて)

言葉の中に　何千何万の恋をつめて

(あめのひもはれのひもさかせてくれるえがおと)

雨の日も　晴れの日も　咲かせてくれる笑顔と

(そのぬくもりをがんばってまもりぬいてくから)

そのぬくもりを　頑張って守りぬいてくから

(ぼくらがえらんだふたりのみらいにたしかなことはないけれど)

僕らが選んだ　二人の未来に　確かなことはないけれど

(なんどつないでもつないだしゅんかんこころにふれるあなたのてと)

何度繋いでも　繋いだ瞬間　心に触れるあなたの手と

(いまをこれからもかさねたいきがつけばそこにあるのがあいであるように)

今をこれからも重ねたい　気がつけばそこにあるのが　愛であるように

(だれよりもなによりもあなたをおもっています)

誰よりも　何よりも　あなたを思っています

(このさきにまつなんぜんなんまんのときをこえて)

この先に待つ　何千何万の時を越えて

(しあわせのかたちよりえいえんのながさよりも)

幸せの形より　永遠の長さよりも

(たしかなきもちいつだってこのむねにあるから)

確かな気持ち　いつだってこの胸にあるから

(ないてわらいあいころびささえあう)

泣いて　笑いあい　転び　支えあう

(かわしつづけるありがとう)

交わし続ける「ありがとう」

(だれよりもなによりもあなたをおもっています)

誰よりも　何よりも　あなたを思っています

(ことばのなかになんぜんなんまんのこいをつめて)

言葉の中に　何千何万の恋をつめて

(あたらしいこのまちをすこしだけあるきたくて)

新しい　この街を　少しだけ歩きたくて

(あなたといきるきっとさいしょのはるになる)

あなたと生きる　きっと　最初の春になる

(だれよりもなによりもあなたをおもっています)

誰よりも　何よりも　あなたを思っています

(ことばのなかになんぜんなんまんのこいをつめて)

言葉の中に　何千何万の恋をつめて

(あめのひもはれのひもさかせてくれるえがおと)

雨の日も　晴れの日も　咲かせてくれる笑顔と

(そのぬくもりをがんばってまもりぬいてくから)

そのぬくもりを　頑張って守りぬいてくから