花は咲く

(まあしろな　ゆきみちに　はるかぜかおる)

まあ白な　雪道に　春風香る

(わたしは　なつかしい)

私は　懐かしい

(あのまちを　おもいだす)

あの街を　思い出す

(かなえたい　ゆめもあった)

叶えたい　夢もあった

(かわりたい　じぶんもいた)

変わりたい　自分もいた

(いまはただ　なつかしい)

今はただ　懐かしい

(あのひとを　おもいだす)

あの人を　思い出す

(だれかのうたがきこえる)

誰かの歌が聞こえる

(だれかをはげましている)

誰かを励ましている

(だれかのえがおがみえる)

誰かの笑顔が見える

(かなしみのむこうがわに)

悲しみの向こう側に

(はなは　はなは　はなはさく)

花は　花は　花は咲く

(いつかはうまれるきみに)

いつかは生まれる君に

(はなは　はなは　はなはさく)

花は　花は　花は咲く

(わたしはなにをのこしただろう)

私は何を残しただろう

(．．．)

...

(よぞらの　むこうの)

夜空の　向こうの

(あさのけはいに)

朝の気配に

(わたしは　なつかしい)

私は　懐かしい

(あのひびを　おもいだす)

あの日々を　思い出す

(きずついて　きずつけて)

傷ついて　傷つけて

(むくわれず　ないたりして)

報われず　泣いたりして

(いまはただいとおしい)

今はただ愛おしい

(あのひとをおもいだす)

あの人を思い出す

(だれかのおもいがみえる)

誰かの思いが見える

(だれかとむすばれている)

誰かと結ばれている

(だれかのみらいがみえる)

誰かの未来が見える

(かなしみのむこうがわに)

悲しみの向こう側に

(はなは　はなは　はなはさく)

花は　花は　花は咲く

(いつかはうまれるきみに)

いつかは生まれる君に

(はなは　はなは　はなはさく)

花は　花は　花は咲く

(わたしはなにをのこしただろう)

私は何を残しただろう

(はなは　はなは　はなはさく)

花は　花は　花は咲く

(いつかはうまれるきみに)

いつかは生まれる君に

(はなは　はなは　はなはさく)

花は　花は　花は咲く

(わたしはなにをのこしただろう)

私は何を残しただろう

(はなは　はなは　はなはさく)

花は　花は　花は咲く

(いつかはうまれるきみに)

いつかは生まれる君に

(はなは　はなは　はなはさく)

花は　花は　花は咲く

(いつかはこいするきみのために)

いつかは恋する君のために