レグルス

(まどいただようちりぢりのほし)

戸惑い漂う散り散りの星

(くもがかくす)

雲が隠す

(ふれずにいればきずはいたまないんだとめをそらした)

触れずにいれば傷は痛まないんだと目を逸らした

(そうやってまちがえてほどけたいとを)

そうやって間違えてほどけた糸を

(なんどだってまえよりもつよくむすんで)

何度だって前よりも強く結んで

(もうはなさないよとつかんだてのなか)

もう離さないよと掴んだ手の中

(おしえてる)

教えてる

(いつかのよぞらがねえ)

いつかの夜空が　ねえ

(あのりゅうせいにみたやみをさくひかり)

あの流星に見た闇を裂く光

(ひとみにともせばまよわないおねがいれぐるす)

瞳に灯せば迷わない　お願いレグルス

(くらがりのいっとうせいわたしたちはここにたってるよ)

暗がりの一等星　私たちはここに立ってるよ

(ねがいのらんきりゅうをぬけて)

願いの乱気流を抜けて

(はてないせかいへさあ)

果てないセカイへ　さあ

(とおくとおくもっとずっとさきへいこう)

遠く遠く　もっとずっと先へ行こう

(わかれみちまええらべずあしをとめたときも)

分かれ道前　選べず足を止めた時も

(いっしょならだいじょうぶだよってそこにいてくれたね)

「一緒なら大丈夫だよ」ってそこに居てくれたね

(よびあうように)

呼び合うように

(そうあるようにただ)

そうあるように　ただ

(とびたつとりにかさねてとうたむねのなかに)

飛び立つ鳥に重ねて問うた胸の中に

(なにをいだいてなにをしんじたいんだとたしかめてる)

何を抱いて　何を信じたいんだと確かめてる

(とくべつあかるいほしじゃないだけど)

特別明るい星じゃない　だけど

(おたがいてらしあったあたたかいこのひびを)

お互い照らし合ったあたたかいこの日々を

(わたしはほこれるよねえ)

私は誇れるよ　ねえ

(あのりゅうせいのように)

あの流星のように

(あのりゅうせいにみたやみをさくひかり)

あの流星に見た闇を裂く光

(ひとみにともせばまよわないみていてれぐるす)

瞳に灯せば迷わない　見ていてレグルス

(くらがりのいっとうせいおりなすいとでつながってるよ)

暗がりの一等星　織り成す糸で繋がってるよ

(ねがいのらんきりゅうをぬけて)

願いの乱気流を抜けて

(はてないせかいへさあ)

果てないセカイへ　さあ

(とおくとおくもっとずっとさきへ)

遠く遠く　もっとずっと先へ

(てんとてんをてんになぞればほら)

点と点を天になぞればほら

(れお)

レオ