星流

(ねえもしもこえがとどくのなら)

ねえ もしも 声 が 届く の なら

(もういちどつたえさせて)

もう 一度 伝え させて

(ひかるきおくむねに)

光る 記憶 胸 に

(いまもきみにうたうたうひびけ)

今 も 君 に 歌 歌う 響け

(ねえきみはまだおぼえてるかな)

ねえ 君 は まだ 覚えてる かな

(むねのこどうたかなりを)

胸 の 鼓動 高鳴り を

(まぎれもなくかがやいていたんだ)

紛れ も なく 輝いて いたんだ

(あのひのぼくら)

あの日 の 僕ら

(ずっときづけなかった)

ずっと 気づけなかった

(ほしのまたたきさえ)

星 の 瞬き さえ

(とどかないきょりになると)

届かない 距離 に なると

(まきもどして)

巻き 戻して

(であったあのひまで)

出会った あの日 まで

(さがしているんだ)

探して いる んだ

(きみのわらいごえを)

君 の 笑い声 を

(ふたりでみたよぞらを)

二人 で 見た 夜空 を

(あるはずのないみらいに)

あるはず の ない 未来に

(はなをさかせて)

花 を 咲かせて

(ぼくはひとりでゆけるかな)

僕 は 一人 で 行ける かな

(ねえぼくらたしかにふれたよね)

ねえ 僕ら 確かに 触れた よね

(つめたいてをにぎりしめ)

冷たい 手 を 握りしめ

(よろこびもかなしみも)

喜び も 悲しみも

(きみにしかいいたくなかった)

君 に しか 言いたく なかった

(そっとかたすみでいい)

そっと 片隅 で いい

(きみのみらいとわに)

君 の 未来 永遠 に

(ぼくとのきおくすまわせて)

僕 との 記憶 住まわせて

(いつかきっと)

いつか きっと

(おもいだせるように)

思い 出せる 様に

(うたっているんだ)

歌って いるんだ

(ぼくのおもいすべてわすれてしまわぬよう)

僕 の 思い 全て 忘れて しまわぬよう

(もうもどれないかこも)

もう 戻れない 過去 も

(たからものだから)

宝物 だから

(きみはひとりでもゆけるの？)

君 は 一人 でも 行ける の？

(とどけ)

届け

(きみへ)

君へ

(せつなかがやくひかりが)

刹那 輝く 光 が

(きれいにうつるのは)

綺麗 に 映るのは

(きっとのばしたてもとどかない)

きっと 伸ばした 手 も 届かない

(きえてしまうから)

消えて しまうから

(きみとすごしたときはいっしゅんのながれぼしのよう)

君 と 過ごした 時 は 一瞬 の 流れ星 の よう

(いまもきらめくひびよ)

今 も 煌めく 日々 よ

(わかっていたんだ)

わかって いたんだ

(きみにであえたきせきを)

君 に 出会えた 軌跡 を

(すごしてきたきせきを)

過ごして きた 軌跡 を

(かわることのないひかりにおもいをはせて)

変わること の ない 光 に 思い を 馳せて

(ぼくはひとりで)

僕 は 一人 で

(きみをのせて)

君 を 乗せて

(ぼくはここでうたうたう)

僕 は ここ で 歌 歌う

(ひびけ)

響け