そこへゆけ 中村一義
歌詞(問題文)
(まえをみている。どしゃぶりにぬれるたばこにさぁ、)
前を見ている。土砂降りに濡れるタバコにさぁ、
(ひをつけている。だれがふらしたのかって?わすれたよ。)
火をつけている。誰が降らしたのかって?忘れたよ。
(いっかいきりじゃ、ぜったいないいっしょうで、ぼくは、こんなやつになれたんだ。)
一回きりじゃ、絶対ない一生で、僕は、こんな奴になれたんだ。
(きみはつよさではれをよび、ぼくはよわさでわらわせる。)
君は強さで晴れを呼び、僕は弱さで笑わせる。
(それをとおくでみりゃ、いっこのてんで。)
それを遠くで見りゃ、一個の点で。
(ここからね、うみは15きろ。)
ここからね、海は15キロ。
(はしらせている、つたえるきもちぺだるにこめ。)
走らせている、伝える気持ちペダルに込め。
(あふれでてくる、やさしいうたはおおくてくるうほどっっ!!)
溢れ出てくる、優しい歌は多くて狂うほどっっ!!
(いっかいきりじゃ、ぜったいないいっしょうで、ぼくは、こんなやつでいれるんだ。)
一回きりじゃ、絶対ない一生で、僕は、こんな奴でいれるんだ。
(きみはあまいだけじゃいやで。ぼくはからいだけじゃいやで。)
君は甘いだけじゃイヤで。僕は辛いだけじゃイヤで。
(なら、ゆくさき、きょうは、おなじだろ。)
なら、行く先、今日は、同じだろ。
(ここからだ。うみは、あと5きろ。)
ここからだ。海は、あと5キロ。
(ぼくはみている。)
僕は見ている。
(よるをぬりかえたはなびがまいたほしをみている。)
夜を塗り替えた花火が蒔いた星をみている。
(つらさのえさになんのはごめんだから。。。。)
ツラさのエサになんのはゴメンだから...。
(ゆくはしのなをしんなくたって、ぼくら、ちゃんとうみにつけたから。)
行く橋の名を知んなくたって、僕ら、ちゃんと海に着けたから。
(いっかいきりじゃ、ぜったいないいっしょうで、ぼくは。。。。)
一回きりじゃ、絶対ない一生で、僕は...。
(「そんじゃ、うちへ、かえろっか」)
「そんじゃ、ウチへ、帰ろっか」