カンピオーネタイピング

(えりえりれまさばくたにしゅよなぜわれをみすてたもう)

エリ、エリ、レマ・サバクタニ！　主よ、何故我を見捨て給う！

(しゅよまひるにわれがよべどおんみはこたえたまわずよるもまたちんもくのみ)

主よ、真昼に我が呼べど御身は応え給わず。　夜もまた沈黙のみ。

(されどおんみはせいなるおかたいすらえるにてもろもろのさんかをうたわれしものなり)

されど御身は聖なる御方、イスラエルにて諸々の賛歌をうたわれし者なり！

(わがほねはことごとくはずれわがこころはろうとなりしんちゅうにとけり)

我が骨は悉く外れ、我が心は蝋となり、身中に溶けり。

(おんみはわれをしのちりのうちにすてたもう)

御身は我を死の塵の内に捨て給う！

(いぬどもがわれをとりかこみあくをなすもののむれがわれをさいなむ)

狗どもが我を取り囲み、悪を為す者の群れが我を苛む！

(わがちからなるおかたよわれをたすけたまえいそぎたまえ)

我が力なる御方よ、我を助け給え、急ぎ給え！

(けんよりわがこんぱくをすくいたまえ)

剣より我が魂魄を救い給え。

(ししのきばよりすくいたまえ)

獅子の牙より救い給え。

(やぎゅうのきばよりすくいたまえ)

野牛の牙より救い給え！

(さてなんじはけいやくをやぶりよにあくをもたらしたしゅはおおせられる)

さて汝は契約を破り、世に悪をもたらした。主は仰せられるーー

(とがびとにはさばきをくだせせをくだきほねかみのうずいをえぐりだし)

咎人には裁きをくだせ。背を砕き、骨、髪、脳髄を抉り出し、

(ちとどろとともにふみつぶせと)

血と泥と共に踏みつぶせと。

(われはするどくちかよりがたきものなればしゅのおおせによりなんじにはめつをあたえよう)

我は鋭く近寄り難き者なれば、主の仰せにより汝に破滅を与えよう

(いのししはなんじをふんさいするいのししはなんじをじゅうりんする)

猪は汝を粉砕する！　猪は汝を蹂躙する！

(だヴぃでのあいとうをきけたみよああゆうしらはたおれたるかな)

ダヴィデの哀悼を聞け、民よ！　ああ勇士らは倒れたる哉、

(たたかいのうつわはくだけたるかな)

戦いの器は砕けたる哉！

(ぎるぼあのやまやまよねがわくはなんじらのうえにつゆもあめもふらざれ)

ギルボアの山々よ、願わくは汝等の上に露も雨も降らざれ！

(にえをもとめしののうえもあらざれ)

贄を求めし野の上もあらざれ！

(そはかしこにゆうしのたてすてらるればなり)

其は彼処に勇士の楯、棄てらるればなり！