君想う花

(であったあなたはきえない)

出会ったあなたは消えない

(わすれることもできやしない)

忘れる事もできやしない

(どうかねがうかなしいかなしい)

どうか 願う 悲しい 悲しい

(なみだにさくきんせんか)

涙に咲くキンセンカ

(ただはかなくやがてちりゆく)

ただはかなく やがて散りゆく

(しずかにかぜにゆれるこのはなは)

静かに風に揺れるこの花は

(みのることなくとどくことなく)

実る事なく 届く事なく

(けっしてかなわないこいのはなことば)

決して叶わない恋の花言葉

(しりたくなかった)

知りたくなかった

(すきなひとにはあいてがいてること)

好きな人には相手がいてる事

(きっといままでみたことないえがお)

きっと今まで見たことない笑顔

(みせてるそんざいを)

見せてる存在を

(もういいとあきらめようと)

もういいと あきらめようと

(あふれるかんじょうをなんども)

溢れる感情を 何度も

(おさえるたびにこころはいたみ)

押さえるたびに 心は痛み

(くるしくなるばかり)

苦しくなるばかり

(あなたのことあなたのこと)

あなたの事 あなたの事

(たいせつだからなにもいえない)

大切だから何も言えない

(とおくにいてもはなれていても)

遠くにいても 離れていても

(おもいはきえずいつまでも)

想いは消えず いつまでも

(あなたがいまあなたがいま)

あなたが今 あなたが今

(しあわせならばなにもいらない)

幸せならば何もいらない

(かわることなくかれることなく)

変わる事なく 枯れる事なく

(おもいはむねにいつまでも)

想いは胸に いつまでも

(こころのおくにそっとしまってた)

心の奥に そっとしまってた

(きみにかさねたたくさんのおもい)

君に重ねた たくさんの想い

(それはいまもたしかにのこる)

それは今も確かに残る

(かわることないえいえんのあい)

変わる事ない 永遠の愛

(もうあれからなんねんたっただろう)

もうあれから何年たっただろう

(おもいでのきょくながれたらじお)

思い出の曲流れたラジオ

(いつのまにかあのころのこと)

いつの間にかあの頃の事

(おもいだしてえがおこぼれた)

思い出して笑顔こぼれた

(どんなにじかんがたったって)

どんなに時間がたったって

(あったかいまんまあったんだ)

あったかいまんま あったんだ

(あいしていたきもちはずっと)

愛していた気持ちはずっと

(そうなくならずにいまも)

そう なくならずに今も

(あなたのことあなたのこと)

あなたの事 あなたの事

(たいせつだからなにもいえない)

大切だから何も言えない

(とおくにいてもはなれていても)

遠くにいても 離れていても

(おもいはきえずいつまでも)

想いは消えず いつまでも

(あなたがいまあなたがいま)

あなたが今 あなたが今

(しあわせならばなにもいらない)

幸せならば何もいらない

(かわることなくかれることなく)

変わる事なく 枯れる事なく

(おもいはむねにいつまでも)

想いは胸に いつまでも

(ときはながれてなみだはきえる)

時は流れて 涙は消える

(きせつはすぎてはなはちっても)

季節は過ぎて 花は散っても

(きおくのあなたあのひのままで)

記憶のあなた あの日のままで

(おもいでだけがあふれだす)

思い出だけが 溢れだす

(たいせつなものひとつうしない)

大切なもの 一つ失い

(たいせつなものまたみつけたよ)

大切なもの また見つけたよ

(かなしみにだけつよくなるより)

悲しみにだけ 強くなるより

(きずついてもあいしたい)

傷ついても愛したい

(あなたにあえてよかった)

あなたに会えてよかった

(いつのひにかいつのひにか)

いつの日にか いつの日にか

(かなしみにさくこのはなのように)

悲しみに咲くこの花のように

(かわらぬおもいつたえられたら)

変わらぬ想い 伝えられたら

(とわにたいせつなあなたへ)

永遠に大切なあなたへ

(ずっといまもずっといまも)

ずっと今も ずっと今も

(たとえかなわなかったこいでも)

たとえ叶わなかった恋でも

(あなたをおもいいろあざやかに)

あなたを想い 色鮮やかに

(ことしもさいたきんせんか)

今年も咲いたキンセンカ

(であったあなたはきえない)

出会ったあなたは消えない

(わすれるよりもだいていたい)

忘れるよりも抱いていたい

(ひとりねがうさびしいさびしい)

ひとり願う 寂しい 寂しい

(なみだにさくきんせんか)

涙に咲くキンセンカ