ストリートファイター5 ルークのキャラストーリー
ネタバレ注意です!
追記 2023.3.29
ルークのお父さんのセリフと称号を追加しました!
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問題文
(おやじになぐられたのは、あとにもさきにも いちどっきり)
親父に殴られたのは、後にも先にも 一度っきり
(ぼさっとするな、るーく! たて、はしれ!)
ぼさっとするな、ルーク! 立て、走れ!
(びびったよ)
びびったよ
(いえじゃこえをあらげたこともない おとなしいおやじだったのに!)
家じゃ声を荒げたこともない おとなしい親父だったのに!
(ひとでにぎわうしょっぴんぐもーる。)
人で賑わうショッピングモール。
(そこにしかけられていたばくだんに おやじのやつがきづいたんだ。)
そこに仕掛けられていた爆弾に 親父のやつが気づいたんだ。
(なさけねえはなし おれはぶんなぐられるまで、あしがすくんでた。)
情けねえ話 俺はぶん殴られるまで、足が竦んでた。
(はしれるーく!いけっ!)
走れルーク!行けっ!
(けりとばされるみたいにして、はしりだした。 おれのはいごで、おやじは)
蹴り飛ばされるみたいにして、走り出した。 俺の背後で、親父は
(みんな、ここからはなれろ!)
みんな、ここから離れろ!
(ぐずぐずするんじゃない!はしれはしれはしれ!)
グズグズするんじゃない!走れ走れ走れ!
(そうだ!はしれ!いけぇええっ!)
そうだ!走れ!行けぇええっ!
(てろだった。)
テロだった。
(おやじがああやってゆうどうしてなきゃ ひがいはもっとおおきかっただろうと)
親父がああやって誘導してなきゃ 被害はもっと大きかっただろうと
(あとからきいた。)
後から聞いた。
(おれは、てろとたたかうみちをえらんだ)
俺は、テロと戦う道を選んだ
(にゅうたいして、くんれんして たたかって、たたかって)
入隊して、訓練して 戦って、戦って
(だけど、そんなひびに おれはどこかみたされずにいた)
だけど、そんな日々に 俺はどこか満たされずにいた
(しっ、しっしっ くそっ、くそくそっ。)
シッ、シッシッ くそっ、くそくそっ。
(あれているようだな、わかいの。)
荒れているようだな、若いの。
(ああ?なんだよあんた って、たいさどの!?)
ああ?なんだよアンタ って、大佐ドノ!?
(けいれいはふよう。)
敬礼は不要。
(かいきゅうしょうとはかんけいのないようけんだ あいてしてもらえるかな?)
階級章とは関係の無い要件だ 相手してもらえるかな?
(いっときますが てかげんはできませんぜ、さー?)
言っときますが 手加減はできませんぜ、サー?
(かまわん、こい。)
構わん、来い。
(おまえのじょうかんにそうだんされてな。)
お前の上官に相談されてな。
(ゆうぼうなかしかんがしんろになやんでいる、と。)
有望な下士官が進路に悩んでいる、と。
(きけば、おやじさんを てろじけんでなくしているとか?)
聞けば、親父さんを テロ事件で亡くしているとか?
(そうです、さー。 それでとくしゅぶたいをしがんしました。)
そうです、サー。 それで特殊部隊を志願しました。
(だが、やめようとおもっている。)
だが、辞めようと思っている。
(ええ。)
ええ。
(ぐんがいやになったわけじゃありません。)
軍が嫌になったわけじゃありません。
(ほこりにおもっているし、なかまもだいじだけど)
誇りに思っているし、仲間も大事だけど
(このたたかいが、ほんとうにおれのたたかいなのか)
この戦いが、本当に俺の戦いなのか
(おれはそれでつよくなったといえるのか わからなくなっちまった。)
俺はそれで強くなったと言えるのか 判らなくなっちまった。
(そうか)
そうか
(すぐれたせんしにぬけられるのはぐんにとっては そんしつだな、だが)
優れた戦士に抜けられるのは軍にとっては 損失だな、だが
(あいにく、おれはしってるんだ。)
あいにく、俺は知ってるんだ。
(そうやって、じぶんのたたかいをたたかうときめた れんちゅうのことを、な。)
そうやって、自分の闘いを闘うと決めた 連中のことを、な。
(じぶんのたたかいをたたかうときめたやつを とめることばはない)
自分の闘いを闘うと決めたやつを 止める言葉はない
(きがすむまでたたかうしかない。 そうだろう?)
気が済むまで闘うしかない。 そうだろう?
(おやじさんに それと)
親父さんに それと
(これからの、おまえのたたかいに。)
これからの、お前の闘いに。
(あのじけんまで、おれは。)
あの事件まで、俺は。
(おやじのことは、おとなしくて どきょうのないおとこだとおもっていた。)
親父のことは、おとなしくて 度胸のない男だと思っていた。
(じっさいはちがった ぜんぜんちがった。)
実際は違った 全然違った。
(おれは、おれのたたかいを たたかうことにする。)
俺は、俺の闘いを 闘うことにする。
(いつか、あのせなかにおいつくために。)
いつか、あの背中に追いつくために。