約束のスターリーナイト

(ねがいごときいてよきえないいちばんぼし)

願い事聞いてよ消えない一番星

(すべてがゆるやかになってびょうしんもつかれたころ)

全てが緩やかになって秒針も疲れた頃

(かみさまのいたずらがふたりをひきよせた)

神様の悪戯が二人を引き寄せた

(ずっとうしろめたかったずっとふれないでいた)

ずっと後ろめたかったずっと触れないでいた

(おくそこにしまいこんだあまくてにがいこころ)

奥底に仕舞いこんだ甘くて苦い心

(せかいははやくてわたしだけおいつけないの)

世界は速くて私だけ追いつけないの

(あなたがいたけしきをわすれたくなんて)

あなたがいた景色を忘れたくなんて

(わらうよね)

笑うよね

(あのほしがあなたでいちおくねんもまえからこいしてた)

あの星があなたで一億年も前から恋してた

(なきそうなかおなんてみたくはないよね)

泣きそうな顔なんて見たくはないよね

(ながれぼしをみたときてれくさくてかくしてたけど)

流れ星を見たとき照れくさくて隠してたけど

(ほんとうはねがっていたのずっとそばにいたいよ)

本当は願っていたの"ずっとそばにいたいよ"

(きせきがとぎれてはなればなれになるまえに)

奇跡が途切れて離れ離れになる前に

(おねがいきいていてねつたえたかったことばを)

お願い聞いていてね伝えたかった言葉を

(ありがとう)

"ありがとう"

(このかぜはあなたで)

"この風はあなたで"

(つよがりだってこともばれちゃうね)

強がりだってこともバレちゃうね

(ひきつったえがおみてむりしすぎだってちゃかしてよ)

引きつった笑顔見て無理し過ぎだって茶化してよ

(いつかはこころからないてわらえるひがくるのかな)

いつかは心から泣いて笑える日が来るのかな

(おとなになってもまだこわがってばかりで)

大人になってもまだ怖がってばかりで

(ふれたいよふれたいよすぐそばにあるそのてに)

触れたいよ触れたいよすぐそばにあるその手に

(いかないでのみこんだことばはよるにとけた)

いかないで飲み込んだ言葉は夜に溶けた

(いまはもうないひかりとほしをゆびさしていうわたしに)

「現在はもう無い光」と星を指さして言う私に

(ぼくらにはとどいてるそんざいのあかしだからそうだ)

「僕らには届いてる存在の証だから」そうだ。

(あのほしはあなただいちおくねんもまえからこいしてた)

あの星はあなただ一億年も前から恋してた

(なきそうなかおなんてみせたくないのにいやだよ)

泣きそうな顔なんて見せたくないのに嫌だよ

(ねがいごときいてよいちねんにいちどでかまわないから)

願い事聞いてよ一年に一度で構わないから

(やくそくのよぞらであなたとあいたい)

約束の夜空であなたと会いたい

(いわないよいわないよつよがりはもういわない)

言わないよ言わないよ強がりはもう言わない

(いわなくちゃいわなくちゃありがとうさよなら)

言わなくちゃ言わなくちゃありがとうさよなら