月の彼方で逢いましょう

(すいへいせんのくもまにとけるゆうひ)

水平線の雲間に溶ける夕日

(おなじあしたふたりでみつめてた)

同じ明日二人で見つめてた

(こんなまいにちがつづくことが)

こんな毎日が続くことが

(なんだかきせきみたいで)

なんだか奇跡みたいで

(きいてもいないのにゆめみたいなことをかたり)

聞いてもいないのに 夢みたいなことを語り

(たまにまじめなかおまっすぐにむけて)

たまに真面目な顔 まっすぐに向けて

(すきだったなんていわれてもさ)

好きだったなんて言われてもさ

(おそすぎるんだよ)

遅すぎるんだよ

(ときのかなたにねがう)

時の彼方に 願う

(ひびわれたそらのさきはてないつきのむこうがわ)

ひび割れた空の先 果てない月の向こう側

(あおくさいこうかいをいだいてなみだにじませて)

青臭い後悔を抱いて 涙にじませて

(でんぱとうにのぼりこえつないでひびかせるよ)

電波塔に登り 声繋いで響かせるよ

(ここにいたってわすれないで)

ここにいたって忘れないで

(きみのすぐそばにいたってこと)

キミのすぐ側にいたってこと

(ありふれたふうけいがとおりすぎて)

ありふれた風景が通り過ぎて

(どこかでみたあしたがまためぐる)

どこかで見た明日がまた巡る

(そんなにちじょうがあのそらは)

そんな日常が　(あの空は)

(つづくこともわすれさって)

続くことも　(忘れさって)

(いがいとわるくないよね？)

意外と悪くないよね？

(かこもみらいもなくこころのこりむねにひめて)

過去も未来もなく 心残り胸に秘めて

(たまになつかしくてとおくからみつめ)

たまに懐かしくて 遠くから見つめ

(もういちどだけあいたいなんて)

もう一度だけ逢いたいなんて

(おそすぎるんだよ)

遅すぎるんだよ

(ときのかなたにねがう)

時の彼方に 願う

(ひびわれたまいにちをよあけのそらのはてにみる)

ひび割れた毎日を 夜明けの空の果てに見る

(かかえきれないおもいあふれいえずにいたこと)

抱えきれない想い溢れ 言えずにいたこと

(でんぱとうにのぼりあかりともしまたたかせる)

電波塔に登り 灯りともし瞬かせる

(ここにいるってきづいてよ)

ここにいるって気付いてよ

(きみのすぐそばにいるってこと)

キミのすぐ側にいるってこと

(どうかおぼえていてあのひみたゆうやけを)

どうか憶えていて あの日見た夕焼けを

(よるのとばりのなかつきあかりてらされながら)

夜の帳の中 月明り照らされながら

(はにかんだえがおとかわしたやくそく)

はにかんだ笑顔と 交わした約束

(それはわたしだけのたいせつな)

それは私だけの大切な

(かけがえのないきおく)

かけがえのない記憶

(ときのかなたに)

時の彼方に

(ねがう)

願う

(ひびわれたそらのさきはてないつきのむこうがわ)

ひび割れた空の先 果てない月の向こう側

(あおくさいこうかいをいだいてなみだにじませて)

青臭い後悔を抱いて 涙ににじませて

(でんぱとうにのぼりこえつないでひびかせるよ)

電波塔に登り 声繋いで響かせるよ

(ここにいたってわすれないで)

ここにいたって忘れないで

(きみのすぐそばにいたってこと)

キミのすぐ側にいたってこと

(むかえにきてよ)

迎えにきてよ

(つきのかなたでまたあいましょう)

月の彼方でまた逢いましょう