米津玄師/Undercover

(どうやってあがいたってにげられやしないもんだって)

どうやってあがいたって　逃げられやしないもんだって

(りかいしてみたってどうしようもない)

理解してみたってどうしようもない

(さあこんやにげだそうぜありったけのおかしもって)

さあ今夜逃げ出そうぜ　ありったけのお菓子もって

(きっとやくにたつとじゅうもたずさえて)

きっと役に立つと銃も携えて

(はっぴーなえんどがいいんだよだれだってよろこべるみたいなさ)

ハッピーなエンドがいいんだよ　誰だって喜べるみたいなさ

(そんなことをおもいながらぼくはずっといきていくのか)

そんなことを思いながら僕はずっと生きていくのか

(いつかもしぼくのこころがかんぜんにみたされたとしたなら)

いつかもし僕の心が　完全に満たされたとしたなら

(そのしゅんかんにぼくはひきがねをひきたい)

その瞬間に僕は引き金をひきたい

(どんないまものみこんでいけばかこにかわっていく)

どんな今も呑み込んでいけば過去に変わっていく

(すすむほうはただひとつ)

進む方はただひとつ

(いつだってさこのたいくつをかみちぎりぼくは)

いつだってさ　この退屈をかみちぎり僕は

(かけぬけてあいにいくんだ)

駆け抜けて会いにいくんだ

(あのとんねるのさきへさ)

あのトンネルの先へさ

(かんたんにおもえたってうまくはいかないんだって)

簡単に思えたって　上手くはいかないんだって

(もうさんざんたしかめたことだったのに)

もう散々確かめたことだったのに

(もういいやなんていってひきかえそうとしたって)

もういいやなんて言って　引き返そうとしたって

(いったいぜんたいどこへとかえるのですか)

一体全体どこへと帰るのですか

(らっきーなひっとでいいんだよこんなくるしみをあじわうより)

ラッキーなヒットでいいんだよ　こんな苦しみを味わうより

(そんなことをおもいながらぼくはきっといきていくんだな)

そんなことを思いながら僕は　きっと生きていくんだな

(いつかもしぼくのこころがかんぜんにみたされたとしたなら)

いつかもし僕の心が　完全に満たされたとしたなら？

(そのしゅんかんへたどりつくにはどうすれば)

その瞬間へ辿り着くにはどうすれば？

(どんないまもわらっているうちにさびついていくんだ)

どんな今も笑っているうちに錆び付いていくんだ

(あともどりはむりなもんだ)

後戻りは無理なもんだ

(いつだってさふあんのはらにないふをつきさして)

いつだってさ　不安の腹にナイフを突き刺して

(やみくもにてをのばした)

闇雲に手を伸ばした

(なにをつかむやしらずに)

何を掴むや知らずに

(どんないまものみこんでいけばかこにかわっていく)

どんな今も呑み込んでいけば過去に変わっていく

(すすむほうはただひとつ)

進む方はただひとつ

(いつだってさこのたいくつをかみちぎりぼくは)

いつだってさ　この退屈をかみちぎり僕は

(かけぬけてあいにいくんだ)

駆け抜けて会いに行くんだ

(けしさってよこのうれいもすべてこっぱみじんにしてさ)

消し去ってよ　この憂いも全て木っ端微塵にしてさ

(ゆけるほうへただむこうへ)

行ける方へ　ただ向こうへ

(そんじゃいまはなにもうたわないよるにしずもうか)

そんじゃ今は　何もうたわない夜に沈もうか

(やがてくるあさをまって)

やがて来る朝を待って