宝者／アイナ・ジ・エンド

(ありがとうたからもの)

ありがとう　宝者

(かすれずにつたえたい)

掠れずに伝えたい

(あたたかいこころをくれたね)

温かいこころをくれたね

(せなかなでるように)

背中撫でるように

(さよならねたからもの)

さよならね宝者

(さすらいのねこのように)

さすらいの猫のように

(わたしもじゆうにあるいていくわ)

わたしも自由に歩いていくわ

(いかなきゃねいつかのやくそく)

行かなきゃね　いつかの約束

(よあけになきついた)

夜明けに泣きついた

(ほんとはすなおでいたいの)

ほんとは素直でいたいの

(あやしてさらないで)

あやして去らないで

(つよがりのわたしです)

つよがりの私です

(じしんないおとちゅうにまってる)

自信ない音　宙に舞ってる

(あなたいつもみすかしている)

あなたいつも　見透かしている

(なじみあるおとふれてくれる)

馴染みある音　触れてくれる

(あなたいつもそばにいてくれたね)

あなたいつも　そばにいてくれたね

(ありがとうたからもの)

ありがとう　宝者

(きえないさにじんでる)

きえないさ滲んでる

(もらったことばをぎゅってして)

もらった言葉をぎゅってして

(おとにするたびよ)

音にする旅よ

(さよならねたからもの)

さよならね　宝者

(ふがいなくそらをみる)

不甲斐なく空を見る

(まだすこしさみしいもようだけど)

まだ少し寂しい模様だけど

(いかなきゃねいつかのやくそく)

行かなきゃね　いつかの約束

(ほしみえなくなったとおもえば)

『星見えなくなった』と思えば

(めがわるくなっただけだったみたいだ)

目が悪くなっただけだったみたいだ

(かわりゆくのはじぶん)

変わりゆくのは自分

(いたらないおとくすんだひび)

至らない音　くすんだ日々

(あなたいつもみすかしていた)

あなたいつも　見透かしていた

(たしかなおとまもられたひび)

確かな音　守られた日々

(わすれないようにかわらないままいたい)

忘れないように　変わらないままいたい

(なんてかんがえていたっけ)

なんて考えていたっけ

(なんであるいてんだっけ)

なんで歩いてんだっけ

(たちかえるそのたびに)

立ち返るその度に

(やわらかいきおく)

柔らかい記憶

(だいじだっただいじだった)

大事だった　大事だった

(とどけにいかなきゃ)

届けにいかなきゃ

(ありがとうたからもの)

ありがとう　宝者

(かすれずにつたえたい)

掠れずに伝えたい

(あたたかいこころをくれたね)

温かいこころをくれたね

(せなかなでるように)

背中撫でるように

(さよならねたからもの)

さよならね　宝者

(さすらいのねこのように)

さすらいの猫のように

(わたしもじゆうにあるいていくわ)

わたしも自由に歩いていくわ

(いかなきゃねいつかのやくそく)

行かなきゃね　いつかの約束