クラリムステラ／藍月なくる

(がらすのなかとざしたあいせかい)

ガラスの中 閉ざした藍世界

(とおいよるにともるほしぞらを)

遠い夜に灯る星空を

(しったあのひからはじまったこどう)

知ったあの日から 始まった鼓動

(やみをたゆたうこえのきこえるほうへ)

闇を揺蕩う 声の聞こえる方へ

(ふあんときたいのなみかきわけて)

不安と期待の波 掻きわけて

(やっとみつけたいちるのひかり)

やっと見つけた 一縷の光

(こどくのはてにあえた)

孤独の果てに逢えた

(きょうかいせんをこえてまだみぬばしょへ)

境界線を越えて まだ見ぬ場所へ

(ゆめのようなほしぞらをたどって)

夢のような星空を辿って

(じぶんのためじゃないきみのためにうたおう)

自分のためじゃない 君のために歌おう

(あわにきえゆくまできっと)

泡に消えゆくまで きっと

(のばしたこのてをわたしははなさないから)

伸ばしたこの手を わたしは離さないから

(さいごはうみのそこまでついてきてよ)

最期は海の底までついてきてよ

(おわりをさがしながらいのりをつむぎながら)

終わりを探しながら 祈りを紡ぎながら

(いくつものひかりをみたの)

幾つもの光を見たの

(そのきらめきはいつしかそらをうめて)

その煌めきは いつしか空を埋めて

(そうぞうこえるみらいをえがきはじめた)

想像超える未来を描きはじめた

(こころのいちばんふかくにこのしゅんかんをやきつけて)

心の一番深くに この瞬間を焼き付けて

(たったいってきのだけどきえないおもいでにして)

たった一滴の だけど消えない思い出にして

(いつかすぎさったきのうもふとうめいなあすも)

いつか過ぎ去った昨日も 不透明な明日も

(ぜんぶぜんぶだきしめて)

全部全部抱きしめて

(きみがおしえてくれたのわたしのしらないわたし)

君が教えてくれたの わたしの知らないわたし

(だからかがやけるのいま)

だから輝けるの 今

(まよいもふりはらってきせきはつづいてゆく)

迷いも振り払って 軌跡は続いてゆく

(くうそうげんじつのなかでいきをした)

空想現実の中で息をした

(まだ、まだここにいたい)

まだ、まだ ここにいたい

(ああそのなかでしんじたどりついた)

ああ その中で信じ辿り着いた

(このばしょはもうれぷりかじゃない)

この場所はもうレプリカじゃない

(だからきょうかいせんをこえてまだみぬばしょへ)

だから 境界線を越えて まだ見ぬ場所へ

(ゆめのようなほしぞらをたどって)

夢のような星空を辿って

(うみをてらしだすつきのようにうたおう)

海を照らし出す 月のように歌おう

(あわにきえゆくまでずっと)

泡に消えゆくまで ずっと

(のばしたこのてをわたしははなさないから)

伸ばしたこの手を わたしは離さないから

(さいごはうみのそこまでついてきてよ)

最期は海の底までついてきてよ

(わたしときみがこのばしょをえらんだ)

わたしと君がこの場所を選んだ

(いまこのしゅんかんをあいしてる)

今 この瞬間を愛してる