rain cats and dogs

(それならちょうどいいわ)

それなら　ちょうどいいわ

(わたしもきょうはなしがあるの)

私も今日　話があるの

(あまいごっこあそび)

甘い　ごっこ遊び

(たのしかったけどもうおわりね)

楽しかったけど　もう終わりね

(みえすいたえんぎ)

見え透いた演技

(かぎなれたたばこのにおい)

嗅ぎなれた　煙草の匂い

(ああわすれそうだ)

ああ　忘れそうだ

(あなたのこえどしゃぶりのあめが)

あなたの声　どしゃぶりの雨が

(やさしくかきけしてゆく)

優しく　かき消してゆく

(しろとくろのしかいにとじこめてよ)

白と黒の視界に　閉じ込めてよ

(みもこころもあいしてるようで)

身も心も　愛してるようで

(ほんとうはしりもしない)

本当は　知りもしない

(わたしがほしいのはごめんじゃない)

私が欲しいのは　「ごめん」じゃない

(さよならよ)

「さよなら」よ

(ないものねだりばかり)

ないものねだりばかり

(あきらめたいひろいんがんぼう)

諦めたい　ヒロイン願望

(だいじにれいぞうこに)

大事に冷蔵庫に

(しまったおはなかれちゃったわ)

しまったお花　枯れちゃったわ

(だれもがにたようなれんあいを)

誰もが　似たような恋愛を

(とくべつだとおもいこむのね)

特別だと　思い込むのね

(ひとりきりねどしゃぶりのあめが)

独りきりね　どしゃ降りの雨が

(たいおんうばってゆく)

体温　奪ってゆく

(しろかくろかきめないいつだってそう)

白か黒か決めない　いつだってそう

(みもこころもあいされたかったけど)

身も心も　愛されたかったけど

(そんなやすくないの)

そんな安くないの

(さりぎわはよわせて)

去り際は　酔わせて

(あなたなしでねむれるように)

あなたなしで　眠れるように

(ゆめをみてたころは)

夢を見てた頃は

(あなたのさしかけてくれたかさがあめを)

あなたの差し掛けて　くれた傘が雨を

(さえぎっていたからしらなかった)

遮っていたから　知らなかった

(はだをつたうすいてきにじんだまちなみ)

肌を伝う水滴　滲んだ街並み

(あめのにおい)

雨の匂い

(つよがりはきづかないふりをしてね)

強がりは　気付かないふりをしてね

(ここでおわかれ)

ここでお別れ