Robot

(せかいのだれがわらったとしても)

世界の誰が笑ったとしても

(わたしだけはきみをわらったりしない)

私だけはキミを笑ったりしない

(だってわたしはろぼっとかんじょうなんかない)

だって私はロボット感情なんかない

(そんなかちもないそんなかちはないよ)

そんな価値もない そんな価値は無いよ

(ぎゅうにゅうびんのそこみたいなめがねをかけたはかせが)

牛乳ビンの底みたいなメガネをかけた博士が

(つくってくれました)

造ってくれました

(せかいがへいわになるように)

世界が平和になるように

(それともただのよせいのしゅみか)

それともただの余生の趣味か

(にんげんみたいなかおをしてると)

人間みたいな顔をしてると

(まわりのひとはわたしをゆびさしていう)

周りの人は私を指刺して言う

(かわをかぶっているだけで)

皮を被っているだけで

(それをはいだらきかいじかけさ)

それを剥いだら機械仕掛けさ

(くちをうごかすとえくぼができるように)

口を動かすと えくぼが出来る様に

(つくられていますちょっとわずらわしいけど)

造られています ちょっと煩わしいけど

(ほらりかいしなくちゃじぶんのたちば)

ほら理解しなくちゃ 自分の立場

(えがおはいつもつくりわらいさ)

笑顔はいつも作り笑いさ

(だってわたしはろぼっとかんじょうなんかない)

だって私はロボット 感情なんか無い

(そんなかちもないそんなかちはないよ)

そんな価値も無い そんな価値は無いよ

(かなしいこともおそれやあくいも)

悲しい事も 恐れや悪意も

(わすれたいかこもなにひとつない)

忘れたい過去も何一つ無い

(いきるということじたい)

生きるという事自体

(わたしにはふれてはいけないものなんだろう)

私には触れてはいけないモノなんだろう

(あれどうしてめからみずがでてくるの)

あれ どうして目から水が出て来るの

(あのとききみがみせたひょうじょうみたいに)

あの時キミが見せた表情みたいに

(せかいのだれがわらったとしても)

世界の誰が笑ったとしても

(わたしだけはきみをわらったりしない)

私だけはキミを笑ったりしない

(だってわたしはろぼっとかんじょうなんかない)

だって私はロボット感情なんかない

(そんなかちもないそんなかちはないよ)

そんな価値もない そんな価値は無いよ

(こうふくなきもちもしんこうやあわれみも)

幸福な気持ちも信仰や哀れみも

(あいじょうやゆめやきぼうももたない)

愛情や夢や希望も持たない

(ならなにもってる？)

なら 何持ってる？

(どんなきのうをもってる？)

どんな機能を持ってる？

(それはなんのため？)

それはなんの為？

(でだれのために)

で誰の為に

(せかいにだれもいなくなったとしても)

世界に誰も居なくなったとしても

(わたしだけはきみをおぼえているよ)

私だけはキミを覚えているよ

(だってわたしはろぼっと)

だって私はロボット

(かんじょうなんかない)

感情なんか無い

(そんな・・・)

そんな…

(そんなはずはないよ！)

そんなはずはないよ！

(せかいのだれがわらったとしても)

世界の誰が笑ったとしても

(わたしだけはきみをわらったりしない)

私だけはキミを笑ったりしない

(だってわたしはろぼっといきるかちはない)

だって私はロボット生きる価値は無い

(なんのかちもないここにきみがいなけりゃ)

なんの価値もない ここに君が居なけりゃ

(きみがいなけりゃ)

君が居なけりゃ

(にんげんみたいってよくいわれた)

人間みたいってよく言われた

(そんなかちはないいきるかちもない)

そんな価値は無い 生きる価値も無い

(そんなかちはないなんのかちもない)

そんな価値は無い なんの価値も無い

(そんなかちはないいきるかちもない)

そんな価値は無い 生きる価値も無い

(そんなかちはない)

そんな価値は無い

(ここにきみがいなけりゃ・・・)

ここにキミが居なけりゃ…