わだちの花
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歌詞(問題文)
(よるのかおりあめがひいていく)
夜の香り 雨が引いていく
(くらいへやでいきをはいている)
暗い部屋で息を吐いている
(わらったかおがいたについている)
笑った顔が板についている
(かれらどこかさきをみている)
彼ら どこか先を見ている
(もうそうにふけってちょうしんがもどってくる)
妄想に耽って 長針が戻ってくる
(なにもいわないでおもむろにせをむけゆくきみはだれ)
何も言わないで おもむろに背を向けゆく君はだれ
(さいこうのこうふくまでひかりのたもとまで)
最高の幸福まで 光のたもとまで
(きっときっとおわんない)
きっときっと終わらない（おわんない）
(わだちにさいたはなからみつくねをほどいて)
わだちに咲いた花 絡みつく根をほどいて
(まだまだおもいはきえぬまま)
まだ まだ想いは消えぬまま
(ひらく)
開く
(まどぎわかおをだしたこもれびはやさしく)
窓際 顔を出した 木漏れ日はやさしく
(なにもしらないでいることのこわさをしるきみはだれ)
何も知らないでいることの怖さを知る君はだれ
(ただそっとてをあわせてとう)
ただそっと 手を合わせて問う
(せいじゃくはここちよくはいにみちて)
静寂は心地よく肺に満ちて
(それでもちいさなもうどくのこびんをたずさえたまま)
それでも小さな猛毒の小瓶を携えたまま
(あるいていく)
歩いていく
(かいこんもしょったままで)
悔恨も背負ったままで（しょったままで）
(そのぜんぶをすてないで)
その全部を捨てないで
(きっときっとなかない)
きっときっと泣かない
(わだちにさいたはなかれおちてもいろめいて)
わだちに咲いた花 枯れ落ちても色めいて
(まだまだ)
まだ まだ
(おわんない)
終わらない（おわんない）
(たびのしゅうちゃくてんまでいつかかえるばしょへ)
旅の終着点まで いつか帰る場所へ
(いっぽいっぽきざんだ)
一歩 一歩刻んだ
(わだちにさいたはなやがてそのみをむすんで)
わだちに咲いた花 やがてその実を結んで
(ただただ)
ただ ただ
(そこにあった)
そこに或った
(よるのかおりはながさいている)
夜の香り 花が咲いている
(くらいへやでいきをはいている)
暗い部屋で息を吐いている