Just call my name

(くもるまどにさびしさうつして)

曇る窓に　寂しさ映して

(ながれるしずくながめてる)

流れる雫　眺めてる

(かすんでいくつたえたいことば)

霞んでいく　伝えたい言葉

(とどくことをいのってる)

届くことを祈ってる

(ねがってる)

願ってる

(ただゆっくりもじがきえるまで)

ただ　ゆっくり文字が消えるまで

(まじわらないひとみはあふれたかんじょうのなみ)

交わらない瞳は　溢れた感情の波

(きいてこたえて)

聞いて　答えて

(しめつけるほどに)

締め付けるほどに

(ｊｕｓｔｃａｌｌｍｙｎａｍｅ)

Just call my name

(すれちがいつづけて)

すれ違い続けて

(ふりむくこともなく)

振り向く事もなく

(やさしいひょうじょうのおくには)

優しい表情の奥には

(いまはきづくはずもない)

今は気づく筈もない

(ひとりよがりで)

独りよがりで

(ぬれたほおにくちびるよせて)

濡れた頬に唇寄せて

(ささやかれたちいさなこえ)

囁かれた小さな声

(きこえてる)

聞こえてる

(そうたしかにきこえていたのに)

そう　確かに聞こえていたのに

(やっぱりくりかえしてる)

やっぱり繰り返してる

(すこしずつわすれていく)

少しずつ忘れていく

(きいてこたえて)

聞いて　答えて

(しめつけるほどに)

締め付けるほどに

(ｊｕｓｔｃａｌｌｍｙｎａｍｅ)

Just call my name

(やすらぎをもとめて)

安らぎを求めて

(いらだちをあたえて)

苛立ちを与えて

(せかいじゅうだれよりもふこうと)

世界中　誰よりも不幸と

(ないてるわたしは)

泣いてる私は

(なんてわがままなの)

なんてワガママなの

(はれたよるのひには)

晴れた夜の日には

(よぞらをながめてる)

－夜空を眺めてる－

(くもったよるのひには)

曇った夜の日には

(むじゃきにわらってる)

－無邪気に笑ってる－

(ずぶぬれたよるのひは)

ずぶ濡れた夜の日は

(そっとみよせあって)

－そっと身寄せ合って－

(しずかにねむっていく)

静かに眠っていく

(たしかにあるきおく)

－確かにある記憶－

(もどりたいたぐりよせたい)

戻りたい　手繰り寄せたい

(なみだこぼさないでいい)

涙　零さないでいい

(きょうをきのうを)

今日を　昨日を

(ふれられるきょりまで)

触れられる距離まで

(ｊｕｓｔｃａｌｌｍｙｎａｍｅ)

Just call my name

(ことばにならなくても)

言葉にならなくても

(こわれそうになっても)

壊れそうになっても

(どうしてなにげのないかおで)

どうして何気のない顔で

(いたいほどつよく)

痛いほど強く

(だきしめてくれるの？)

抱きしめてくれるの？

(なりひびくかねのね)

鳴り響く鐘の音

(うつしだしてく)

映し出してく

(くもりつづけてたまどには)

曇り続けてた窓には

(いまもきえずのこってる)

今も消えず残ってる

(ただあいしてると)

ただ『アイシテル』と…