ノー・チューンド/KinKi Kids

(しまったしゃったーにもたれて)

閉まったシャッターにもたれて

(ぼくらはとりあえずしはつをまった)

僕らはとりあえず始発を待った

(しゃがんだあしもとのすながざらついた)

しゃがんだ足元の砂がざらついた

(とりとめないはなしにわらいあきて)

とりとめない話に笑い飽きて

(ふとまちをながめてみたけど)

ふと街を眺めてみたけど

(かんじんなものだけがいつもぼんやりしてみえない)

肝心なものだけがいつもぼんやりして見えない

(あしたのことなんて)

明日のことなんて

(うまくやれるよってくちにだすだけで)

うまくやれるよって口に出すだけで

(なにかがかわるなんて)

何かが変わるなんて

(そんなはずないんだ)

そんなはずないんだ

(ぼくらだってやれるよって)

僕らだってやれるよって

(そうちゅーにんぐのあわないぎたーみたいに)

そう　チューニングの合わないギターみたいに

(ちょうしはずれでいいさいくんだ)

調子はずれでいいさ　行くんだ

(こたえなんてどこにだって)

答えなんてどこにだって

(なんとおりもきっとあるはずだから)

何通りもきっとあるはずだから

(それぞれにてさぐりでもいい)

それぞれに手探りでもいい

(いきていけばいいんだ)

生きて行けばいいんだ

(まちはしだいにしらんでく)

街は次第に白んでく

(あらいざらしたみたいないろになる)

洗いざらしたみたいな色になる

(すこしずつりんかくをとりもどしていく)

少しずつリンカクを取り戻していく

(あしばやにいそぐはやおきのひとをみると)

足早に急ぐ早起きの人をみると

(なんかやましくなって)

なんかやましくなって

(すきまうめるようにみょうにくちかずがふえた)

隙間埋めるように妙に口数が増えた

(やりたいことなんて)

やりたいことなんて

(いつかみつかるよって)

いつか見つかるよって

(あせってないふりでいった)

焦ってないフリで言った

(ことばにせなかおされた)

言葉に背中押された

(ぼくらだってとべるよって)

僕らだって飛べるよって

(てをのばしたあおすぎるあのそらへと)

手を伸ばした青すぎるあの空へと

(とどかなくてもいいさいくんだ)

届かなくてもいいさ　行くんだ

(いたみなんてなみだだってきっとぼくらがいきるあかしだから)

痛みなんて涙だってきっと僕らが生きる証だから

(なんどだってまよったっていい)

何度だって迷ったっていい

(いきていけばいいんだ)

生きて行けばいいんだ

(あしたのことなんて)

明日のことなんて

(うまくやれるよってくちにするだけで)

うまくやれるよって口にするだけで

(なにかがかわるなんて)

何かが変わるなんて

(そんなはずないんだ)

そんなはずないんだ

(ぼくらだってやれるよって)

僕らだってやれるよって

(そうちゅーにんぐのあわないぎたーみたいに)

そう　チューニングの合わないギターみたいに

(ちょうしはずれでいいさいくんだ)

調子はずれでいいさ　行くんだ

(こたえなんてどこにだって)

答えなんてどこにだって

(なんとおりもきっとあるはずだから)

何通りもきっとあるはずだから

(それぞれにてさぐりでもいい)

それぞれに手探りでもいい

(いきていけばいいんだ)

生きていけばいいんだ

(てさぐりでもいい)

手探りでもいい

(いきていけばいいんだ)

生きて行けばいいんだ