青空の果て【奥田美和子】
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100円 → ひゃくえん
16 → じゅうろく
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歌詞(問題文)
(みなみこうしゃのおくじょうからあおぞらしかみえなかった)
南校舎の屋上から青空しか見えなかった
(このあおぞらのはてにあるのはぜつぼうだけ)
この青空の果てにあるのは 絶望だけ
(えきでかったひゃくえんらいたーおぼえたてのめんそーる)
駅で買った100円ライター 覚えたてのメンソール
(たばこのけむりはねのようにちっていった)
タバコの煙 羽根のように散っていった
(ほんとうはここからとびおりたかった)
ほんとうは屋上(ここ)から飛び降りたかった
(わたしのいばしょどこにもなかったから)
わたしの居場所 どこにもなかったから
(あなたにあなたにであうまでは)
あなたに あなたに出逢うまでは
(あおぞらのはてまでてをはなさないで)
青空の果てまで 手を離さないで
(いっしょにおくじょうにのぼってくれますか)
いっしょに屋上に のぼってくれますか?
(あのそらのしたにおきざりにしてるせいふくのわたし)
あの空の下に 置き去りにしてる 制服のわたし
(ほけんしつのまどからはあおぞらしかみえなかった)
保健室の窓からは青空しか見えなかった
(このあおぞらのはてにあるのはぜつぼうだけ)
この青空の果てにあるのは 絶望だけ
(しろいてつぱいぷのべっどこうていにひびくはしゃぎごえ)
白い鉄パイプのベッド 校庭に響くはしゃぎ声
(しろいまくらにかおをうずめてなきつづけた)
白い枕に 顔を埋めて泣きつづけた
(ほんとうはいきをとめてしまいたかった)
ほんとうは息をとめてしまいたかった
(わたしのいばしょどこにもなかったから)
わたしの居場所 どこにもなかったから
(あなたにあなたにであうまでは)
あなたに あなたに出逢うまでは
(あおぞらのはてまでてをはなさないで)
青空の果てまで 手を離さないで
(いっしょにねむってねむってくれますか)
いっしょに眠って 眠ってくれますか?
(あのそらのしたにおきざりにしてるじゅうろくのわたし)
あの空の下に 置き去りにしてる 16のわたし
(あおぞらのはてまでてをはなさないで)
青空の果てまで 手を離さないで
(いっしょにおくじょうにのぼってくれますか)
いっしょに屋上に のぼってくれますか?
(あのそらのしたにおきざりにしてるせいふくのわたし)
あの空の下に 置き去りにしてる 制服のわたし